働くママのウェブマガジン

Column ALOHA MAMA

Dayz with 3 KEIKI日本とは全然違う寄付金集め。ハワイ流、ファンドレイジングイベント

2017.03.27

Vol.15 寄付金集めは目に見える形でしっかりと、がアメリカ流

アロハ!
セイタ12歳、マナ7歳、アイ4歳、3人の育児奮闘中、長澤あつこです。

先日、マナが8歳になりました!

ハワイに渡ったのはマナがまだ3歳、長男のセイタがちょうど8歳の誕生日を迎える頃でした。まだ家具もさほどそろっていない、なんとなくガラーンとした家で、家族だけでささやかにセイタの8歳のお祝いしたのを今でも鮮明に覚えています。

マナが、もうその歳になったなんて・・・!!

あの頃はとにかく毎日毎日必死で、記憶がないくらい。でもなんだかんだで結局今でもそのまんまバタバタバタバタと時は過ぎて、あっという間に5年!?
はやっ!!(汗)
子どもたちがもうちょっと大きくなったら、時が流れるスピードやこの必死な感じは緩和されていくのだろうかー・・・

周りには「まぁずっとそんな感じだろうねぇ」と言われていますが、少しはスピードダウンしてくれることを期待して、日々淡々と暮らすのみです(笑)。

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ということで(?)。
今回は公立小学校のファンドレイジングマラソン大会をご紹介します♪

ファンドレイジングとは、学校運営のための資金を集めること、つまり、寄付金を集めることです。このファンドレイジング、ハワイの公立小学校にとってはとっても大切な活動なんです。

『公立小学校が寄付金を募るの??』とお思いかもしれませんが、そうなんです。アメリカの公立小学校はこの寄付金によるところが非常に大きいんです。

基本の授業、つまり、算国理社以外の授業や課外活動、例えば音楽や図工、コンピュータークラス、遠足、社会科見学などは、保護者からの寄付がないと実現しません。教師の給料も寄付金によって変わってきます。

なので、変な話、お金持ちがたくさん通っている学校は、コンピューターの台数が多くなることはもちろん、授業数も多く、遠足や社会科見学も充実し、遊具も豪華になり、先生の給与も高くなって、それだけ質の良い先生も集まる・・・というわけです。逆に、寄付金が集まらない学校は、教師の給料が十分に払えないために、週休3日になってしまう学校もあると聞きます。

アメリカで子どもの学校を選ぶ時に、富裕層が住んでいる地域の学校を選んだ方が良いと言われるのは、治安はもちろんのこと、実際学校の質がまったく変わってくるという現実があるからなんですね。

こういうところ、アメリカは本当にシビアだな、と思います。

学校運営に非常に大切なこの資金集め、実にいろいろな方法で行われます。一番よくあるのがイベントを通じて寄付金を集める方法。

毎学期大きなファンドレイジングのイベントが開催されます。

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写真は春休み前に行われる『KEIKI KARNIVAL』というファンドレイジングの一大イベント。色々なブースが出て、子どもたちと楽しみながら資金集めを行います。

今回ご紹介する全校マラソン大会もファンドレイジングの毎年恒例のイベント。

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$60以上寄付をすると、マラソン大会オリジナルデザインのTシャツがもらえて、$100以上寄付をすると子どもが欲しそうなさらに豪華なものがもらえる、という・・・。子どもの心をわしづかみにした実に巧みな手法です(笑)。
何年か前は、当時大流行りしていた『ケンダマ』がもらえるということで、セイタは『ケンダマ』欲しさに、遠く日本にいるおじいちゃんおばあちゃんにまで寄付をお願いしていました(笑)。

さらにすごいのが、一番多額の寄付をした家の子どもはマラソン大会の当日、校長先生から表彰されちゃうんです! 親が金持ちだと、マラソン大会で頑張った子よりも盛大な感じで表彰されるんかい!っていう・・・・。
いやぁ、えげつない(苦笑)。

日本だったらすぐにクレームがつきそうなこの寄付システムですが、ハワイではごくごく当たり前のことなんです。

でもまぁ、えげつなかろうが、なんだろうが、資金がたくさん集まれば、その分、子どもたちの学校の環境が目に見えて良くなるわけですから、多額な寄付をしてくれるおうちには感謝!なわけです。

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そう、このプレイグラウンドも2年前くらいのマラソン大会で集まったお金で作られたもの。お金って大事(笑)