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Column オ イッチ ニー

0・1・2 歳向けパリ在住の料理研究家が教える、フランスの手づくりおやつ

2017.04.07

フランスの手作りおやつ

なかなか手づくりのおやつは用意できないというママにおすすめの“くだものピュレ”。

りんご、いちご、バナナなど身近なフルーツで手軽に作れるフランスの定番おやつです。

「煮詰めるのでくだもの本来の味が凝縮しておいしい。作りおきしておき、ラスクやクレープにつけたり、フロマージュブランに加えたり。甘みが欲しければあとから砂糖をふってあげるなど、アレンジも自由にできます」と、パリ在住の料理研究家・松長絵菜さん。

日本ではおやつは補食という考えかたがあるけれど、美食の国フランスでは楽しみそのもの。

1歳ごろから甘いデザートをあげる人もいる。

大らかで合理的なフランスママを見ていると、「ごはんを食べてくれなくてストレスに感じるときも、おやつを楽しんで、栄養も少しとれたらそれでいいと思えるようになりました」。

ひと手間かけたおやつはママの心の余裕にも!

手づくりおやつの作り方

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写真奥から時計回りに、クレープ、食パンラスク、りんごのピュレ、ヨーグルトのフロマージュブラン

【りんごのピュレの作り方】

1.りんご果肉1個分(300g)を角切りにして鍋に入れ、水大さじ5を加えて中火にかける。鍋底から木べらでまぜながらやわらかくなるまで5分程煮る。
2.冷ましてからミキサーでなめらかにする。
〈つくりおきするなら〉
小分けにして冷凍で2週間。または2を再加熱して熱いうちに清潔な瓶に入れ、蓋をしっかり締めて逆さまにして冷ます。常温で10カ月、開封後、冷蔵庫で1日。

【食パンラスクの作り方】

食パンスライスをクッキー型でくりぬき、130℃のオーブンで15~20分焼く。

【ヨーグルトのフロマージュブランの作り方】

プレーンヨーグルトをコーヒーフィルターに入れ、一晩、冷蔵庫で水切りする。

【クレープの作り方】

材料  A(薄力粉110g、砂糖大さじ2/3、塩ふたつまみ)、卵1 個、牛乳300ml、溶かしバター15g

1.ボウルにAを入れ、ダマがなくなるよう泡立て器で混ぜた後、卵を入れてなめらかになるまで混ぜる。
2.1に牛乳と溶かしバターを順に少しずつ加えながら混ぜていく。ラップをかけ、冷蔵庫で2時間以上ねかせる。(★この後は翌日の作業にしてもいい)
3.フライパンを弱火で熱し、バター(分量外)を薄くひき、2をおたまで流し入れる。手早くフライパンを回して生地を薄い円に広げ、両面色よく焼く。同じ手順で残りの生地も焼く。
〈つくりおきするなら〉
ラップで包んで冷蔵庫で2日、冷凍庫で10日間。薄いので自然解凍もすぐできる。

おいしい旬のくだものを使ってどうぞ

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ペースト状のピュレは離乳食的なイメージがあるけれど、フランスでは大人の料理の付け合わせやソースとしてもおなじみ。煮詰めてミキサーでなめらかにするだけでよく、野菜をミックスすれば栄養もUP。

コラム・おしゃぶり感覚のおやつといえば?

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おにぎりがおやつの代わりになるように、フランスパンは手軽なおやつの代表格。歯がはえはじめたら歯固めの代わりに与えることもある。ピュレとの相性もいいので試してみて。

松長絵菜さん
料理研究家。ママになって初のレシピ本『ひふみのおやつ』(文化出版局)が好評。2009年からパリ在住。2歳男児の母。『十二ヶ月のバスケット』『Cook Book』(女子栄養大学出版部)など。
写真・スタイリング〇松長絵菜 編集・文〇石毛幸子
(Hanakoママ49号より)