働くママのウェブマガジン

Column オ イッチ ニー

0・1・2 歳向け子どもの寝つきがよくなる、5つの条件

2016.02.16

光環境がポイント! 寝つきのいい寝室の作りかた

布団に入ってもなかなか寝てくれない。いわゆる寝つきが悪い子は、朝もぎりぎりになりやすく、保育園で活発に動けていない可能性があります。多くは体内時計が狂っているのが原因。早い時期のほうが改善しやすいので、忙しいママにもできる方法で体のリズムを取り戻してあげましょう。

見直したいのは、帰宅後の光環境。どんな明かりの下で過ごしていますか? 光は目に強い刺激を与えて体内時計を動かす役割を持っていますが、明るすぎる照明やテレビ、スマホはマイナス要因。ほの暗い光の環境を整えるようにして、寝るときは真っ暗。そして、朝は同じ時間にカーテンを開けて、夜と朝・昼のメリハリをつけることが大事です。

ここでは光環境を軸に寝室のポイントをまとめたのでチェックして。いま、体のリズムが整えば、大きくなってからもラク!

寝室に大切な 5つのこと

012_201602_top

1・遮光カーテンで外の光をコントロール

街灯や車のライトなど外の光が入るときは、遮光カーテンの利用を。朝の光も防げ、必要以上に早く起きる子どもの抑止効果にも。朝は規則正しい時間にカーテンを開けることが大事。前夜、寝るのが遅くても、リズムが戻りやすくなります。お昼寝では夜のように暗くする必要はありません。

2・真っ暗がベスト。豆電球も消そう

暗い部屋のなかでは小さな明かりも刺激になるので、寝るときはすべて消すのが理想です。子どもが嫌がるようなら、直接、目に光が入らないように豆電球などを使い、「寝たら消すけど、ママたちがいるから怖くないよ」と言葉で安心させてあげて。夜泣きのときも視野に光が入ると覚醒しやすいので注意しましょう。

3・テレビやスマホは使わないルールに

テレビやスマホは光の刺激が強く、体内時計に「昼」と勘違いさせる原因に。寝室では使わないルールにするのが賢明。ママも体内時計が狂うと子どもに影響するので気をつけて。夕飯の準備中などにテレビを観せるときは、明るい部屋で画面から離れた場所に座らせ、刺激を減らしましょう。

4・ママのやさしい声でリラックス

ママのやさしい声は、子どもが安心して眠れる最高の薬。寝る前に絵本を読むときは、静かなトーンでゆっくりと。逆に、朝は、まだ子どもが寝ていてもいつも通りの音を。バタバタと支度する音やパンの焼ける匂いなど家庭の朝の雰囲気を覚えることで、体が自然に起きるようになります。

5・好きなものを揃えて安心できる雰囲気に

子どもにとって寝室が安心できる場所になるような雰囲気づくりを心がけましょう。ぬいぐるみや絵本を用意したり、好きなキャラクターのパジャマに着替えさせたり。「寝ると元気になるよ。明日もいっぱい遊ぼうね」と、小さなときから声がけして、寝る=楽しいことがあると教えてあげて。

[教えてくれた人]安積陽子さん
北海道大学・大学院保健学科准教授。乳幼児の睡眠や子育て支援などを研究。ホームページ「Baby’s sleep lab~寝る子を育てるプロジェクト~」では光環境の重要性を提唱。
イラスト◯宮川いずみ 編集・文◯石毛幸子
(Hanakoママ36号より)