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取材エピソード嬉しいけど足手まとい!? 子どものお手伝いにイライラしない方法

2017.07.07

ママもストレスなく、子どもにお料理を手伝ってもらうコツ
~料理研究家の増子友紀子さんに教えてもらいました!

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人って辛いことは忘れるようにできている。これって本当に幸せなことだと思います。

3人の子育てにきりきり舞いしていた頃は本当に大変だったと思うのですが、子どもが大きくなった今、楽しかったことしか覚えておらず、ひたすら懐かしいだけ……。しかし!!それでも忘れられないことがあります。

それは、保育園のお迎えから帰って、夕食を作って子どもたちに食べさせるまでの修羅場のような時間。

さっさとごはんを作らないと! 早く食べさせて、早く寝かさないと! と、毎日せき立てられるのが本当に辛かったなーと今でも忘れられません。

こんなときに、子どもに「ママ、お手伝いさせて~」なんて言われた日には、「よけい時間がかかるんだからやめて!」と怒鳴りたくなります(いや、都合の悪いことを忘れているだけで、怒鳴ったかもしれません…)。

そういえば、自分が子どもの頃、こんなことがありました。小学校低学年の頃だったと思います。夕食のコロッケづくりを手伝ったんですが、「あ~、余計時間がかかった、頼まなければよかった」と母に言われたことを未だに覚えています。今なら母の気持ち、よーくわかりますが、その時は結構傷つきました…。

イライラしないコツはあっけないほど簡単でした!

正直言って子どものお手伝いは足手まとい。でも、せっかくの子どもの手伝いたいという気持ちを大事にしてあげたい。食に興味を持つのは、食育の観点からもいいことですし。

そこで、今回の3・4・5では、ママがイライライせずに、子どもにお手伝いをしてもらう方法を、料理研究家の増子友紀子さんに聞きました。

詳しくは、本記事を読んでもらいたいのですが、方法は、あっけないほど簡単でした。

それは、「今日の夕ご飯のお手伝いを頼まないこと」。

つまり、今日作るコロッケのお手伝いを頼まないということ。だって、子どもがもたもた作っていたら、絶対イライラしますもんね。

「今、それが必要」ということを頼まない。それだけで、イライラの原因がなくなります。

たとえば、明日つかうキノコを小さく割りほぐす、急ぎではない付け合せのレタスを手でちぎる、作り置き用のハンバーグのネタを週末にいっしょにこねる。ブロッコリーを手でちぎって小房に分けるとか、キャベツの葉っぱを1枚1枚はがすのも、子どもが集中してくれていいそうですよ。

考えてみると、案外、じゃまにならない子どものお手伝いってありそうです。

子どものつぶやきに新鮮な驚き!

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台所で子どもとおしゃべりしながら過ごすのは楽しそう。

増子さんは、3歳の結梧くんが2歳の頃から、お料理を手伝ってもらっているそう。トマトを切ったときに「あ!種があるんだね!」と驚いたり、海藻を水でもどしているときに「なんで柔らかくなるんだろう!」と不思議がったり、といった結梧くんの反応が、とても新鮮で、子どもの感受性に驚かされるのだとか。

「包丁を使うときは、手はにゃんこの手だよ」とぬいぐるみに話しかけているのを見て、「あ~、しっかり伝わっているんだな」と嬉しくなった、という素敵なエピソードも聞かせていただきました。

もう一つ、増子さんから学んだのは、声かけの重要性。

増子さんは、「おいしい魔法をかけようか」と言いながら、いっしょにハンバーグの種をこねたり、「結梧が手伝ってくれたからおいしくなったね!」とほめたり、子どもをやる気にさせる声かけが、とっても上手なのです。そんなふうに言われたら、誰だってもっとがんばろうと思いますよね。

面倒だからと、子どもにお手伝いをさせないままでいたら、大人になって家事ができなくて苦労するかも。早いうちから、料理体験をさせることの大切さ、教えていただきました!(私の場合、もう遅いかもしれないけど!!)

※本記事はこちらで読めます!

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石井 栄子(いしい・えいこ)

3児のママとライターを両立してン十年。『Hanakoママ』では3歳〜5歳向けの「3・4・5」を担当。ようやく子どもたちの手が離れ、趣味に飲み会にと羽を伸ばし中。今ハマっているのはオンライン英会話。もう英語で話しかけられても怖くない!のがささやかな自慢!

写真〇戸井田夏子