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Column コミックエッセイ

息子が作った作品が上手で寂しい……。親心はフクザツ【カツヤマケイコの絵日記】

2017.06.03

この連載は……
人気イラストレーターで3人のママのカツヤマケイコさんが、毎回子連れのおでかけをレポートします!

第20回 『モノマチナイン』

今回のおでかけ先は家族全員で台東区で開催された『モノマチナイン』。

「モノマチ」とは御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km四方のエリアを歩きながら「街」と「モノづくり」に触れるイベントで、年1回3日間に渡り開催される。今年で9年目、ではなくて9回目(だからナイン)。というのは、年に2回のときが2、3年あったのだ。

エリアの至る所にある問屋、工房、資材関連メーカーなどでワークショップを体験したり、モノづくりの現場を見学できる。

全体的には大人の、特にモノづくり系女子が喜ぶイベント満載なのだが、その中でも今回初の試みらしい子ども向けのコーナー『子どモノマチ』があり、その一角で私の友だちがモビールのワークショップをするのだ。

なので陣中見舞いがてら遊びに行ったのです。

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三人三様、好きな色を使い、手のひらを絵の具だらけにして楽しんでいる。

これまでの息子なら色を混ぜまくったあげく、どどめ色の作品を作り出すところ、母の期待を裏切って?とてもキレイな色合いのモビールを完成させた。

ここは喜ぶべきところかもしれないが、なんとなく寂しい気もする。

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他にも革とボタンを使いオリジナルのキーホルダーを作ったり、スーパーボールすくいをしたり、カードゲーム&ボードゲームで遊べるコーナーで兄妹で勝負したり…。

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どれも大人から見れば簡単な作業。

昨今のデジタルまみれの子どもらには物足りなくないのかな?と思うんだけど、手を使った絵の具塗りもボードゲームも日頃あまり体験しないものばかりで、「次はあれをやる!」「次はあれ!」とむしろ新鮮な様子。

デジタルな遊びが発達してもそれはそれ、今も昔も同じような遊びで充分に楽しめるものなのだな。

最後に動物トロフィー作りを体験したのだが、ここでも器用に色を塗り、成長を感じさせる息子。しかしやっぱりなんとなく寂しい。

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さて、子ども達が楽しむ横で私は何が楽しかったかと言うと…

この『子どモノマチ』が開催されたエリアというのが「佐竹商店街」という日本で2番目に古い商店街らしいんだけど、もうノスタルジーの塊のような味わい深い店がいくつもあって、めちゃくちゃテンションあがる。

聞けばドラマや映画の撮影などによく使われるそうで…納得。

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たいして利用もしないのに(どころか初めて訪れておいて)勝手なことを言いますが、この商店街いつまでも残っていてほしい。

また改めてゆっくり散策したいと思っています。

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その翌日の日曜日、今度は地元、三鷹の商店街のマルシェへ。

ちょうど駅の北側と南側で別々のマルシェが開催されていてどちらも参加。

南側には子どもの遊べるコーナーがあり(しかも無料)道路にチョークで絵を描いたり、手作りの段ボール電車にのったり大きなだるま落としをしたり。

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北側のマルシェでは出店しているお店の人の似顔絵を描くと、おもちゃと交換できるポイントがもらえるとかで、さっそく京香が挑戦。

しかもよりによって似顔絵描きのおねえさんをモデルにチョイス。

なぜあえてそこに挑むかな…。

しかしいつも描く立場のおねえさん、描かれるのは新鮮なのかノリノリでした。

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チンドン屋も見に来る京香画伯の画力はさすがのもので、おねえさんの心の闇を読み取り絵に落とし込んでいました。

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目、真っ黒。(おねえさんごめん…)

まわりの大人たちに上手い上手いと褒められて上機嫌な娘のこの2日間の感想は

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両日ともかなり暑くてヘトヘトになったり、高いサングラスを落としてしまい、かなり凹んだけど(思いだすのもツラい)

何かと思い出の多い週末になりました。

カツヤマケイコ

阪急百貨店に5年勤務ののち、フリーのイラストレーターに。主に女性誌や実用書などで活躍。現在8歳(男)5歳(女)1歳(女)の3人の母親。飲み会が大好きだが、子どもが生まれてからは子どもをアテに家呑みの毎日…。主な著書に『ごんたイズムシリーズ『女2人の東京ワイルド酒場ツアー★』『まるごとわかる保育園』などがある。

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