働くママのウェブマガジン

Column 子育ての悩みにプロがアドバイス

ママのためのカウンセリングルーム・52歳の娘の世話ばかりで、不安がる5歳の長女。どうしたらいい?

2016.11.06

子育てのこと、夫婦のこと、仕事の両立のこと。読者のお悩みにプロがお答えします。

ママのお悩みにプロがお答えする、Hanakoママの「カウンセリングーム」。お悩みを募集したところ、日々、たくさんの声が編集部に届いています。

子育てしていると、発達のことや、しつけのことなど、「これで大丈夫かな?」「あのときどうしたらよかったんだろう?」ともやもやとしてしまうこと、ありますよね。

そして、同じような思いを抱えているママもきっといるはず。

さて、今回は、姉妹への接し方についてのお悩みです。


2歳の妹より、5歳の長女を大事にするべき?

5歳と2歳の姉妹との接し方で悩んでいます。

現在専業主婦で、土日も主人は忙しく不在がちです。今2歳の妹にどうしても手がかかってしまいお姉ちゃんの相手をゆっくりしてあげられていません。

以前休日に公園に行った際も、アスレチックをしていた妹が危なっかしいので付きっきりで、お姉ちゃんは1人で自由に遊んでいました。

水分補給や近くに来た際は声をかけるようにしていましたが、周りの友人には「お姉ちゃん放置でかわいそう」と映っていたようです。家にいる時も、なるべく2人とも平等に接するようにし、愛情表現をしているつもりですが、やはり手をかけるのは妹です。

お姉ちゃんは不安なのか1年くらい前から以前にも増して私にベッタリになりました。少しでも私の姿が見えなくなると不安がったり「わたしのこと好き?」と聞いてきます。

娘に聞かれなくても毎日「大好きだよ」と言っていますが、それでも聞いてきます。子どもが不安がっているのは愛情不足だからでしょうか?

友人に「下の子は今放置しても大きくなった時には記憶がないから、泣いていても放っておいて大丈夫! だけどお姉ちゃんの愛情不足はかわいそう」と言われました。

他人から見たら愛情不足に見えるんだ……、とショックでした。

ただ、下の子も今愛情を必要としている時期で、私としては「記憶に残らないから放置」というのはできなくて……。性格ができるのは3歳まで、とよく聞くので今は大切な時期なのではないかと思っています。

手のかかる2歳児と不安に感じさせてしまっているお姉ちゃん。どのように接したら良いでしょうか。よろしくお願い致します。

【子ども:女児(5歳・2歳) ママのペンネーム:ahaさん(36歳)】

……子どもが複数いたら、小さい子に手がかかるのは自然なこと。でも、「お姉ちゃんは愛情不足」と言われたら不安になりますね。

こども家庭早期発達支援学会会長で、Eテレの『すくすく子育て』の監修などもご担当されている、星山麻木さんにうかがいました。

ママが「どーん」と構えていることが、子どもたちの安心につながります

The girl who runs

お二人の子育て、大変ですよね。

ahaさんは、お姉ちゃんの気持ちも妹さんの気持ちも理解しようとしている優しい素敵なママだと思います。

お姉ちゃんが、自分から遊びに行っている時は心配ありません。さみしかったり、甘えたかったり、自分からママを求めている時には、お姉ちゃんの気持ちを優先に、うんと抱きしめたり、大好きだよ、うちの子でよかった、など肯定的な言葉かけをすれば大丈夫です。

ママが不安に感じると子どもも不安に感じてしまうことがありますので、二人とも、同じようにママには大切だよ、こんなにあなたを想っているママはいないよ、と「どーん」とママが構えていれば子どもたちも安心だと思います。

5歳といっても、まだ甘えたい頃ですから、不安になれば、赤ちゃんみたいにふるまうのは、むしろ自然です。もう充分というときには、自分から離れていきますから、それまでの時代は、年齢は意識せずに、うんと甘えさせてあげるとよいでしょう。

子どもは親に大切にされ、愛されたこと、安心感は、何歳でも、ずっと記憶されていきます。同じように大切に育ててくだされば、同じようにママ大好きな二人になることでしょう。

もし状況が許すなら、短時間でも、お姉ちゃんと二人きりになれる時間、ママの気持ちがお姉ちゃんだけに向かえる時間を確保すると効果的ですよ。

hoshiyama_asagi

星山麻木(ほしやま あさぎ)さん・保健学博士・音楽療法士 こども家庭早期発達支援学会会長
明星大学教育学部教育学科教授、日本音楽療法学会認定音楽療法士。行政や教育委員会と連携してさまざまな地域の子育て支援、サポーター育成、早期発達支援、ワークショップの開発、療育や特別教育の実践を行う。音楽療法とムーブメント療法を組み合わせたワークショップは、障がいがあるなしにかかわらず、誰もが楽しめ、親子が一緒にリラックスできると人気。NHK Eテレ『ハートネットTV シリーズ 発達障害の子どもたちとともに』、『すくすく子育て 発達障害?と思ったら』に監修出演。著書に『あなたへのおくりもの』(河出書房新社)、『障害児保育ワークブック』(萌文書林)など。
http://hoshiyama-lab.com/

……悩みすぎずに、二人とも大事だよ、とママが堂々としていることが、子どもたちの安心につながるのですね。

子育てのこと、夫婦のこと、仕事の両立のこと。悩んだり、迷ったりしたときは、ぜひ「Hanakoママ 働くママのカウンセリングルーム」に声をお寄せください!

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