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育て! クリエイティビティ!文字が読めなくてもOK! はじめてのプログラミング体験

2017.03.10

息子と一緒に、年間100件近いワークショップに参加する津田さんによる「ワークショップ体験」連載。身体を動かす運動系からカルチャー、アートまで、ママが気になるワークショップをあちこち巡ります。

vol.20 字が読めない、パソコンが使えない幼児のプログラミング!?

写真1

周りで最近よく聞く言葉は「プログラミング」。

例えば「今度近くにプログラミングの教室ができるみたいだよ」「ロボット教室でプログラミング体験会あるよ」。キキが通っているレゴスクールでも、「レゴを使ったプログラミングコースができました」とのこと。

書くこと、描くことが好きなキキには、スマホもiPadもさわらせていないし、小さい子が「プログラミングする」ってなんだ!? っていうか、そもそも私自身がプログラミングってなんなのかよくわかりません。

そんなことで、「プログラミングって?」と思いながらもちょっと忘れていたところ、こんなのを見つけました。

写真2
はらだ博士、実物そっくり

「はらだ博士の驚きの部屋」

渋谷にあるこども科学センターハチラボで、3月いっぱいまで入場無料でやっている展示とそのワークショップです。早速いつも通りに本人の意思を確認することもなく、ワークショップに申し込んでみました。

この日のワークショップは、“はらだ博士とゆかいな仲間たちがやってくる!”、ビジュアルプログラミング言語「ビスケット」を開発したはらだ博士と一緒に、タブレットを使いながら、簡単にプログラミングを体験してみようというもので、初めてタブレットをさわる子でもOKとのこと。

写真3
大画面で学び中

教室の中では、机とタブレットに向かうだけでなく、大きな画面の前に集合したり、席に戻ってタブレットをさわったり、うろうろしながら体験。
その後のワークショップは、みんなで動く絵本を作ってみよう!という感じです。

写真4
5人ぐらいのチームで話し合った後それぞれの創作に

子どもたちが、いくつかのチームに分かれて「海の中」や「お菓子の国」、「土の世界」、「宇宙」といったテーマに沿って絵を描きます。指先を使ってタブレットに。

おお!もう、細い線にしたい時、太い線にしたい時、そして使いたい色を選ぶ時の決まりを理解してみんなニコニコしながら描いている。

誰もメモを取ったりしていません(当たり前か)。直感的に理解したことをそのまま表現しているのですね。タブレットを使おうが、クレヨンを使おうが、粘土を使おうがあんまり違いはないのかも。
今まで持っていなかった表現方法を手に入れた子どもたちは、目がキラキラ。すごく熱中しています。

キキのチームはお菓子の国、がテーマ。
最後にはみんなの作品を合体させて、大きなスクリーンで動かし発表会です。
キキの描いたまんまるだったドーナツが、かじったように欠けたり、また丸く戻ったりしながらぴょこぴょこ動いていることにも驚きました。

写真5-1
みんなの絵が一斉に動き出す!
写真5-2
キキ作。草むらでぶつかると、てんとう虫がカブトムシに変身して、さらにフンをしちゃう、というプログラム

自分の表現したいことを表現する道具、創造のための道具、プログラミングを学ぶのではなくて、プログラミングを使って論理的に考えたり、試行錯誤して、やってみたり戻ってみたりと、プログラミングで学びながら遊んでいるのだなと感じました。

写真6
これは子どもたちがウケていた「疲れた人にぶつかると元気な人も疲れちゃう」。を、プログラミングで表現

ワークショップのあとは、展示でしっかり遊び倒しました!
はらだ博士は便利なものを発明するというよりも、何かの方法を発明している人。何かを作る方法や、考える方法、遊び方を考える、学び方を考える・・・。

今回の企画展だけでなく、常設の体験スペースもかなり楽しいです。それもそのはずこのスペース「ハチラボ」は、渋谷の街からノーベル賞を!という願いを込めて開設された施設だそうですよ!

写真7
大人もはまる!トランクへ立方体詰め。私・・・できませんでした。
写真8
これは毒りんごを取らないぞ!というゲーム。これもキキに連敗。

はらだ博士の驚きの部屋
http://canvas.ws/workshop/12661

現在開催中【3月30日(木)まで】
入場無料
こども科学センターハチラボ
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/edu/bunka/hachirabo.html

津田 未典(つだ・みのり)

お菓子メーカーで「ねるねるねるね」などの知育菓子®企画開発を担当。息子は0歳の頃から様々なワークショップに送り込んでいるが、本人は最近もじもじ真っ盛り。

ねるね研究室


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