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すごいぞ!やさいーズ・1子どもが野菜を嫌う、たったひとつの理由

2016.12.26

子どもが野菜を食べてくれない。多くのママに共通する悩みです。

そもそも子どもの野菜嫌いには何か理由があるの? その答えを『すごいぞ!やさいーズ』(オレンジページ)という本の中に見つけました。


子どもが野菜嫌いなのは当たり前! 本能的な感覚です

child girl does not like and does not want to eat vegetables

そもそも野菜には「苦み」や「えぐみ」など、子どもが苦手とする風味を含むものが多くあります。

苦みのあるもの、たとえばじゃがいもの芽に含まれるソラニンなどは「アルカロイド」という成分で、体内で毒となり、多くとるとおなかをこわすことも。

えぐみも同様で、食べたものを消化しにくくする働きがあります。また、酸味も、腐敗のサインとなります。

このように、子どもが苦みやえぐみ、酸味を舌で感じ取ったときに嫌いだと思うのは、自然界で暮らす生き物として本能的にインプットされた感覚で、健全なあかしともいえるのです。「好き嫌いは絶対ダメ!」と構えずに、肩の力を抜いて子どもと向き合ってみましょう。

子どもに必要な栄養はとれている? それさえ満たせば、とりあえずはOK

子どもが野菜嫌いだと、親は「成長に必要な栄養がとれないのでは」と心配になるものです。

じつは、子どもの成長にとってまず優先したいのは、ご飯やパンに含まれる「炭水化物」、肉や魚、乳製品に含まれる「たんばく質」、油脂に含まれる「脂質」の3つの基本の栄養素。

野菜は、これらの栄養素をきちんと体内で働かせる後方支援の役割を担っているのです。「とにかく野菜は全部食べさせなければ」と思わなくてOK。

本書では、それぞれの野菜が得意とするパワーと栄養素についてご紹介しています。たとえば、「トマトが苦手でも、ビタミンCはじゃがいもからもとれるから大丈夫」というふうに、臨機応変に野菜とつきあってみてくださいね。

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『すごいぞ!やさいーズ 子どもと野菜をなかよしにする図鑑』
p56より引用

監修/管理栄養士 成田祟信 
絵/KAMAKIRI 
出版社:オレンジページ
1350円(税抜き)


つい、大人の感覚で「肉より野菜! バランスよく!」と思ってしまいますが、子どもと大人では必要な栄養素が違うのですね。「野菜嫌いは本能」と聞くと、仕方ないのかなという気にもなってきます。おおらかな気持ちで見守りたいですね。

子どもと野菜のあれこれはこちらから