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編集部の取材エピソードお疲れのママ・パパに。週末の寝だめで、疲れをスッキリ取る秘訣

2016.12.07

知らなかった、睡眠のハナシ

今回の3・4・5のテーマは「睡眠」。国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターの北村真吾先生に、お話を聞きました。

子どもの睡眠に関する、“へえ~な話”は本記事を読んでいただくとして、こちらでは、大人にも聞いてほしいお話を。

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「平日は仕事と子育てで忙しくて睡眠時間が不足しがち」というママ、多いのではないでしょうか。平日足りない分、土日に朝寝して、“寝だめ”をしているというママもいるのでは? もちろん私も!

だけど、「週末に“寝だめ”をしたいなら、朝寝より昼寝を!」と北村先生。なぜなら、本誌にも書いたように、昼寝は夜の睡眠の3倍も眠気が取れるから。30分や10分程度の短時間でもぐっすり眠れて頭がすっきり。効率がいいのです。

もう一つ、朝寝をおすすめしない理由は、体内時計が狂ってしまうから。

人は体内時計によって、太陽の光とともに目覚め、日没とともに眠くなるようになっています。朝寝をすると体内時計が狂い、ソーシャルジェットラグ(社会的な時差ボケ)に陥ってしまうのだそうです。この状況が続くと、夜眠れない⇒朝寝して寝だめ⇒夜眠れない、という悪循環に。そのまま夜型生活になってしまうと、記憶力の低下、肥満・代謝異常、うつ状態、などのリスクが高まります。

そんなことになったら、さあ大変! 今週末から、寝だめするならお昼寝ですよ!
 
ところで、ここまで読んでくれた皆さんは、「やっぱり夜型ってよくないんだ」「朝型のほうが健康的だよね」と思ったかもしれません。でも、そうとばかりは言えないようなのです。

北村先生によると、「その人が朝型か夜型かは、遺伝によることも多く、もともと夜型の人に朝型の生活を強要するのはよくありません」

つまり、「何時に寝て、何時に起きると一番健康的か」は、人によって異なるということ。

大人の推奨睡眠時間は、7時間~10時間と言われていますが、このように幅があるのは、最適な睡眠時間の長さも人によって異なるから。

「夜でも人工光があふれている今の時代、夜型の人が増えるのはやむを得ないこと。大切なのは、人それぞれが自分にとっても最もよい睡眠時間と、起床時間、起床時間を知って、最大のパフォーマンスを発揮できるように時間の使い方を工夫すること」と北村先生。

「朝型」「夜型」も個性の一つなんですね。そう思うと、なんだかお寝坊さんも許された気持ちになれるかも。でも、昼夜逆転や徹夜など、極端な夜型はだめですよ! いい眠りで、今日も一日がんばりましょう!

※本記事はこちらで読めます!

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石井 栄子(いしい・えいこ)

3児のママとライターを両立してン十年。『Hanakoママ』では3歳〜5歳向けの「3・4・5」を担当。ようやく子どもたちの手が離れ、趣味に飲み会にと羽を伸ばし中。今ハマっているのはオンライン英会話。もう英語で話しかけられても怖くない!のがささやかな自慢!