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子どもと読む絵本膝の上で突然立ち上がり、ママはアゴを強打。1歳半のあるあるを集めた絵本

2017.01.08

新年あけましておめでとうございます。

ハナコママのmama’s STORY 担当の宮本です。今年もこのコーナーでは、自分が読んでみて気になった絵本や、読み聞かせて子どもに好評だった作品をご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末、書店でこちらの絵本を見つけて、思わず手に取ってしまいました。

一歳半くらいの子どもの「あるある」な行動をまとめています。

床にごろんとさせておむつをかえようとすると逃げようとするので、思わずママが足で両側から抑えるところ、抱っこしてほしいときは、手を斜め45度にあげるのに、抱っこされたくないときは、真上に手をあげるので、すべって抱っこしにくくなるところ。……たしかにそうでした、そうでした。

膝の上でおとなしく座っていたかと思うと突然立ち上がり、ママはアゴを強打、子どもは頭を打って大泣き。……わかります。タイミングが悪いと、舌も噛んでしまうんですよね。

ふとんをかけてもかけても蹴り飛ばし、寝ているパパやママの顔の上に足を乗り上げ、キックしてくる。……そうそう、これは子どもが6歳になっても相変わらずですが。

細かいシチュエーションがたくさん登場するので、自分の子どものそんな時代を懐かしく思い出しながら読みました。

1歳半というのは、歩きはじめて行動範囲も広がるし、自己主張も激しくなる。食事も自分で食べるようになるから、思わず笑ってしまうエピソードがいっぱいありますね。でも親のほうは、まあまあ必死で、部屋は常に散らかっていたし、いつも食べこぼしを片づけていたかも。絵本に登場するママも、前髪で表情が隠れていますが、いつもだいたい汗をかいているか、慌てています。

読者のみなさんの中には、いままさに子どもが1歳半です!という毎日大変な状態のママもいらっしゃるかも。そういうかたには、この絵本でちょっと客観的に我が子の姿を見つけて、少しでもなごんでいただきたい。これから1歳半のかたにも、もうこの時期を過ぎてしまったかたにも、それぞれに思うことあり、楽しみ方あり、な絵本だと思います。

ただし、子どもに読み聞かせるタイプの絵本ではないかも。息子が読んで!と持ってきたので「さくら組(保育園の1歳児クラス)の子がいっぱいだよ。キミも昔はこうだったんだよ」と見せたら、「なにそれ。へんなのー」と却下されました。過去にはあまり興味がないようす。親のほうはすごくあるんですけどね。私の本棚にしまって、ちびちび楽しみたいと思います。


『いっさいはん』
さく・え minchi みんち
岩崎書店 1200円

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編集・文〇宮本博美