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Papa​パパの子育てを応援するコラム&トピックス

パパはただいま育休中!職場ではレアケース。育休を上司に告げるのに2週間かかりました!

2017.04.03

休みをとってる訳じゃない パパはただいま育休中!

育休を取って、育児に専念しているパパに、日々のスケジュールや子育てで感じることを伺います!

今回登場する育休パパをご紹介!

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林 裕也さん [化学メーカー勤務] 1981年生まれ。2016年7月から咲希ちゃん(右)、俐希くん(左)という双子のパパ。やんちゃな咲希ちゃんがお姉ちゃんで、泰然自若とした俐希くんが弟。育休は16年10月~17年3月予定。

育児休暇じゃなく、育児休業なのである

結婚して7年間料理を作り続けてきたし、洗濯は干すところまで担当。あと一部おそうじも。

「仕事で洗濯商品を担当していたので、家事はその延長です(笑)。料理は元々得意で。うちは母が仕事をしていて家事が大変そうだったので、自分が結婚したら絶対分担しようと思って、やってきたんです」

裕也さん、そもそも家事する夫だった。なので、妻・マミさんが双子を身ごもったと聞いた時も無事に生まれるかという不安はあっても、育児への懸念はあまり持たなかった。家事の分担はきちんとできている。奥さんへの負担もそれほど大きくはないかもしれない。 

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寝室は2階、子どもたちが寝るのは1階。夫婦交代で添い寝する。

そして昨年7月、咲希ちゃんと俐希君が誕生。育児のアシストのため、お義母さんがやってきた。 

で、すぐにマミさんの疲弊ぶりには気がついた。お義母さんは1カ月で帰ってしまう。奥さんひとりで子どもたちふたりの面倒を見るのは絶対に無理だ。

「なんとかせねばならない」 

そこでパパとしてのスイッチが入ったのではないか、と裕也さんは振り返る。

「奥さんが里帰り出産される場合は、3カ月とか半年とか離れちゃって育児の大変さを見られない。うちは赤ん坊がふたりいて、1カ月で義理の母がいなくなるので、とにかくやらざるをえない。……ということで、僕の場合は強制的に″パパになる〞ってことになったのかもしれないですね」 

そこから妻のやり方をつぶさに観察し、抱っこさえ怖々だったのが、オムツ替えに授乳に積極的に取り組むようになった。 

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パパになり、育休パパになり、職場復帰。その勉強もしっかりと。

そして育休を取ることも決意した。ある夜マミさんに告白して、大いに驚かせたが、それから上司に告げるのには2週間かかった。

どうやら職場で長期の育休を取るのはレアケースということで、抵抗があったという。

さらに実際の育休までには2カ月を要した。なお、その報を知った同期たちは一様にどよめいたらしい。

「一番よかったのは、子どもの成長に日々向き合えること。8〜9月、僕が働きながら妻と育児をしていた時は二人とも必死で、正直あまり記憶がなくて。今は新しくできるようになったことに気づく余裕があるし、夫婦でそれを共有できる時間も持てるように」 

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咲希ちゃん。さっきまで泣いていたのにパパに抱かれてすぐにっこり。

咲希ちゃん・俐希くんとの日々をブログに記し、それをきっかけに双子を持つママたちとコミュニケーションを持ち、現在、理想のパパ像を模索中。

「育休のこと、女性にはほめられます。一方、男友達は〝毎日が休みでいいな〞って……いやいや、育児休暇って″休暇〞じゃないです。仕事に行ってるほうが絶対楽(笑)。国は育児休業って言ってますよね。僕は今、育児という仕事をしていると思っています。

今年4月に僕が、その1年後には妻が職場復帰します。それ以降の子育てのやり方も徐々に話し合っています。

今後の会社の仕事には不安もありますが、まあ35年のうちのたった半年。僕は将来、育休を勧められる上司になりたいなと思います」

TIME SCHEDULE 育休中のある一日

09:00  起床、朝食を摂りながら子どもの世話
10:00  寝かしつけ
12:00  食事の支度&昼ごはん
14:00  寝かしつけ、寝ないときは散歩へ
16:00  買い物
18:00  食事の支度
19:00  夜ごはん
20:00  お風呂&寝かしつけ、洗濯を終えたらフリー(時々夜泣きに対応)
02:00  添い寝( 夜泣きもケア)
05:00  妻と交代して自分のベッドへ

夫婦そろって育休中で、全力育児中。一人になれる時間は週1 のリハビリとジム。社会人3年目まで続けたラグビーで故障した肩を、昨年春に手術したそう。なぜか。「子どもたちを高い高いしたかったので」。マミさんも時々整体でリフレッシュ。

写真〇土佐真理子 編集・文〇武田篤典