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保育園に入ろう・1保活は何から始めたらいい?【新連載・保活のきほんのき】

2017.04.06

入園、入学のシーズン。4月から保育園デビュー、というママも多いと思います。

いっぽうで、これから保育園入園に向けて、何から始めたらいいのかわからない、というママもいるでしょう。

今月から、書籍『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』の著者、山下真実さんによる「保活」をテーマにした連載がはじまります。

保育園に関する知識のほか、申し込みまでにしておくことは何か、ママの心構え、復職までにやっておきたいことなどをご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

第1回目はいちばんの基本となる「認可保育園」についてです。

保活きほんのき「認可保育園」ってなに?

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「さあ、保活を始めよう!」と気合を入れたはいいけれど、いざ調べてみると見慣れぬ単語や堅苦しい行政用語に難しいと感じる方も多いと思います。

とはいえ、具体的なアクションをとる前に保育園のことをきちんと理解しておかないと保活の効率が悪くなるので、ここでは分かりやすく保育園のことを解説していきます。

まずは多くの方が第一希望として考える「認可保育園」について解説します。

国の定める基準によって運営されている「認可保育園」

認可保育園とは、国が定める基準を満たし、自治体から認可を得て運営している保育園のこと。

0歳~就学前(小学校入学前)の子どもが通う施設で、公立と私立があります。公立は自治体によって、私立は社会福祉法人や企業などによって運営されている園です。

役所で配布している入園案内のパンフレットには「認可保育所」と表記されている場合もあります。

認可保育園は、施設の広さ、保育者の配置、設備面などについて国の定める基準に則って運営されています。

例えば子どもの発達段階に応じて部屋はどのくらいの広さが必要か、子どもに対して何人の保育者が必要かなど、児童福祉的な観点から子どもたちを預かるのに相応しい環境となるよう定められています。

このように、きちんとした環境が担保されているうえ、朝から夕方まで預かってくれて(園によっては夜間も)、保育料も比較的安いので、「認可保育園に入れるのが目標」という方がとても多いです。

「認定こども園」と「小規模認可保育」

そんな認可保育園に近い施設としては、「認定こども園」があります。

認定こども園は、ひとことで言うと、保育園と幼稚園が合わさったような施設のこと。国の定める認定こども園の基準を満たしている施設で、園によって違いはありますが保育環境は認可保育園に近いところが多いでしょう。

それから、「認可」という冠がついている施設としては、「小規模認可保育」があります。

認可小規模保育とは、19人以下の0~3歳未満の子どもを預かる施設で、認可といっても先述の「認可保育園」とは別の基準が設けられています。

園庭がないなど小規模な施設であるかわりに、子ども3人に対して保育者1名の配置を基本としており保育者の目がより行き届きやすいのが特徴です。

このように、同じ「認可」という2文字がついていても、認可保育園と小規模認可保育では違いが出てきますし、逆に認定こども園という全く別ジャンルのような名称であっても、実態は認可保育園とほぼ同じという施設もあります。

こういう所が、「分かりにくい!」とママ達を惑わせる要因なのですが、名前だけにとらわれずに理解するようにしましょう。

次回は、認可外保育園についてご説明しますね。

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山下真実
株式会社ここるく 代表取締役

初めての育児で「ママって、こんなに外出が大変なんだ!」と驚いたことがきっかけとなり、人気のレストランが託児付きで利用できるママのお出かけプラットフォーム「ここるく」を起業。2児の母。
独自手法による保活情報や両立アドバイスが人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。著書『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』(洋泉社)