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保育園に入ろう・3「保育の必要性認定」ってなんのこと?【連載・保活のきほんのき】

2017.05.11

この連載は……

書籍『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』の著者、山下真実さんによる「保活」をテーマにした連載。

保育園に関する知識のほか、申し込みまでにしておくことは何か、ママの心構え、復職までにやっておきたいことなどをご紹介していきます。

第3回目は保育園に預けられる時間についてです。


これまで保育園にお子さんを預けた経験がない人にとっては、保育園に通うイメージがなかなか湧かないかもしれません。

入園したら毎朝通園して、お仕事の後お迎えに行くことになるわけですから、保育園生活のタイムスケジュールは気になりますよね。

そこで今回から2回にわたり、保育園に預けられる時間について解説していきます。

保活ワード「保育の必要性認定」って?

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時間のお話に入る前に、まず「保育の必要性認定」について触れておきたいと思います。

認可園の場合、入園を申し込む際に「保育の必要性認定」を受ける必要があります。

これは保育園に預ける必要性があるかを基準に照し合わせて判断するもので、認可園に入るには「2号認定」または「3号認定」を受ける必要があります。2号と3号の違いは年齢で、「2号認定」はお子さんが満3歳以上、「3号認定」はお子さんが満3歳未満です。

保育園は必要なく幼稚園から就園する場合は「1号認定」となります。

この認定プロセスは、保育園の入園申込み書を提出する際に同時に申し込めるようになっている自治体が多いので、認定の受け忘れを心配する必要はないでしょう。

いきなり2号とか3号とか、さっそく保活ってよく分からない世界ですよね。でも大丈夫。

ひとことで言うと、「お宅は保育園に入園する必要がありますね」という確認のプロセスが、保育園申込みと同時に入るので覚えておきましょう、ということです。

保育に預けられる時間

2号認定・3号認定を受けた世帯に対して、さらに、パパママの就労時間からお子さんを預ける必要のある時間を割り出し、保育時間が長めのグループと短めのグループに分けます。

この保育時間が長めのグループを「保育標準時間」、短めのグループを「保育短時間」と区分けしています。

それぞれの区分で保育園に預けられる時間が異なるので、以下にまとめます。

「保育標準時間」の場合

利用時間:1日11時間まで
基準:保護者が週30時間以上就労していることを目安に自治体ごとの規定による

「保育短時間」の場合

利用時間 :1日8時間まで
基準:保護者が週30時間未満の就労であることを目安に自治体ごとの規定による

標準の保育時間が11時間と聞くと長く感じるかも知れませんが、これは通勤時間も含めて預けることになるから。8時間勤務であっても、朝夕の通勤に2時間かかる場合だと預ける時間は10時間ほど必要になってきます。

さらに、区分の利用時間を超えると「延長保育」扱いになります。

また、利用時間内であっても、朝何時~夕方何時までといった、実際に預けられる時間帯は園によって若干異なりますので、入園希望の園の時間を確認しましょう。

必要性認定も保育時間の区分も、ひとまずこのくらい理解しておけば問題ありませんが、役所が配布している入園案内冊子にも突然出てくる単語なので、冊子を開いた時にまた分からなくなったらこの記事を思い出してくださいね。

さて、認可“外”保育園の場合は、園ごとに利用できる時間帯が異なります。

朝早くから預けられる園は多いものの、通勤時間が長い人は開園時間に預けて出社時刻に間に合うか確認しておいた方がよいでしょう。

お迎えについても同様に、利用時間内にお迎えに行くには何時に会社を出る必要があるのかをシミュレーションしておく必要があります。

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山下真実
株式会社ここるく 代表取締役

初めての育児で「ママって、こんなに外出が大変なんだ!」と驚いたことがきっかけとなり、人気のレストランが託児付きで利用できるママのお出かけプラットフォーム「ここるく」を起業。2児の母。
独自手法による保活情報や両立アドバイスが人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。著書『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』(洋泉社)

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