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保育園に入ろう・8保活には0歳入園が有利って、ホント?【連載・保活のきほんのき】

2017.07.26

この連載は……

書籍『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』の著者、山下真実さんによる「保活」をテーマにした連載。

保育園に関する知識のほか、申し込みまでにしておくことは何か、ママの心構え、復職までにやっておきたいことなどをご紹介していきます。

第8回目は0歳入園が保活には有利かどうかについてです。


「0歳のほうが有利」ってホント!?

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前回の記事では、1歳児クラス以降は新規の入園募集がほんの数名分しかかからない点に注意が必要だとお伝えしました。

0歳児クラスの場合、下の年齢からの進級児童がいない状態で募集がかかるので、定員数=新規募集枠となります。たとえば、A園で18名分、B園で6名分の定員枠がある場合、定員分の人数がフルで募集されることになるため、1歳児クラスで募集がかかるわずか数名の枠を狙うよりも入りやすいと言えます。

つまり、クラス定員の多い・少ないが直接関係してくるのは0歳児クラスのみで、1歳児クラス以降は進級児童との差分でどのくらい新規募集枠が出るかがポイントとなってきます。

さらには、1歳児・2歳児クラスは募集枠が少ないにもかかわらず、育休を1年~1年半取得して職場復帰しようと考える世帯がいっせいに応募することになるため、どうしても競争率が高くなってしまいます。

こういった理由から0歳児クラスの方がより入りやすい状況にあるため、保活のテクニック的には0歳児での入園をお勧めしています。

とはいえ、それはあくまでもテクニック上のお話。実際には、出産時期や復帰を希望するタイミングは人それぞれですので、誰もが都合よく0歳児入園を選べるわけではありません。

「もし選べるとしたら0歳児クラスが有利」と表現した方が適切かもしれません。

それでは、0歳児クラスの入園であれば安心かというと……、都市部ではそうも言っていられないのが現状です。

例えば0歳児クラスへの入園を考えたときに、上記の例で言うとA園の方が12名分、枠が多いことになるのでより狙い目と言えそうですが、A園があなたにとって入りやすい園かどうかは、一概には言えません。

たとえば、A園が駅に近い大型保育園、B園が駅から離れた小規模保育園だった場合、申し込みの倍率は当然変わってきます。

あなたが入りやすそうな、狙い目の園を見つける方法は、定員数だけではなく「指数」の情報も加味してトータルで判断する必要があります。

この「指数」とは、子どもを預ける保護者の就労状況を数値化したもので、入園希望者を選考する際の材料として用いる自治体が多いのです。

この指数については、もっとていねいに解説した方がよいので、改めて次の記事で解説してまいります。

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山下真実
株式会社ここるく 代表取締役

初めての育児で「ママって、こんなに外出が大変なんだ!」と驚いたことがきっかけとなり、人気のレストランが託児付きで利用できるママのお出かけプラットフォーム「ここるく」を起業。2児の母。
独自手法による保活情報や両立アドバイスが人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。著書『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』(洋泉社)

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