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編集者の取材エピソード老後資金作りに適している!? お得なお金の増やし方

2016.03.01
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『共働きのお金のはなし』を担当しました、ライター伊藤です。

自分で記事を書いておきながら、私、本当にお金に疎いんですよね。節約と思ってはいるものの、買い物をしたら、レシートはもらってすぐクシャ、ポイッ。コンビニに寄れば、子供にも自分にも甘くなり、ついちまっとしたお菓子に手が伸びてしまいます。そんなズボラな私が、取材をしながら、目からウロコの連続といいましょうか、FPの加藤梨里先生からは、思いつかなかった考え方をたくさん教えていただきました。そのほとんどはご紹介したのですが、スペースの都合上お伝えできなかった、あるお金の増やし方をお話しようと思います。

会社を通すだけで、おトクにお金を貯められる制度

それは「確定拠出年金」です。見聞きしたことがある方も少なくないでしょうが、字面だけではなんのこっちゃ! ですよね。

企業年金のひとつとも言われるこちら、お勤めの会社が毎月、お給料の一部、または別にお金を出して、従業員がそのお金を定期預金や投資信託などで積立・運用できるというもの。原則60歳まで引き出せない代わりに、メリットとして税制の優遇があり、次の3つに税金がかかりません。

・積み立てたお金(給与として受け取ると所得税や住民税がかかります)
・利息・運用による利益(通常、預金の金利、株や投資信託で利益が出たときには所得税・地方税などが差し引かれます)
・受け取り時(確定拠出年金で積み立てたお金を将来受け取るときには、退職所得控除や公的年金等控除が使えて、税の対象になる金額を小さくできます)

つまり、通常の給与として受け取り、そのお金で預金などに積み立てるよりも、税の負担が小さくて済む仕組みになっています。ご自分、もしくはご主人の会社にこの制度があり、長期に積立をする余裕があれば、利用してみるのも価値がありそうです。ただし、年金と名が付くだけに、原則60歳までは掛金と運用収益を引き出せないという条件があります。デメリットとも言えなくないですが、老後の資金作りと思えば納得できませんか。

会社を通すだけで、お得にお金を貯められるこの制度。私たちが老後を迎えるころには、公的年金だけでは生活資金は足りなくなるといわれていますから、上手に活用したいですね。私はフリーランスで働いているので、「個人型」という種類の確定拠出金を利用するか、主人に話を持ち掛けようかと思っています。そして、実際の積立・運用も彼任せになるでしょう(笑)。

それでも、疎かった私がこの特集に携われたおかげで、お金と向き合う、お金のことを少し考える、大きなきっかけになったことは間違いありません。レシートは、目を通すようなりましたし、いつも寄っていたコンビニも素通りするようになりました。まずは、そこだけでも、褒めてあげたい! と自分に甘々な私……。そこは相変わらずなのでした。

伊藤順子(いとう・じゅんこ)
「Hanakoママ」ライター、「anan総研」webディレクター。外遊びとゲームに夢中な小学2年生の男児、いまだエルサに憧れる年中女児の母。長い冬眠のようだった数年間の育休から昨年復帰したばかり。働いていたあの頃の“カン”を取り戻すべく、毎日を必死に過ごしています。