働くママのウェブマガジン

Kids最新の子ども情報をピックアップ!

先生おしえて!あせもが気になる季節。予防は? なってしまった時の対処法は?

2016.06.15

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレについて、専門家の先生にうかがいました! 今回は「小児科」です。

皮膚を清潔に保つのがいちばん大切! 炎症を抑えて早めのケアを

oshiete_doctor_201606_2

日に日に気温と湿度が上がってきて、そろそろ子どものあせもが気になる季節に! 夏に向けてあせもができないようにするには、どんなことを注意してあげるといいでしょう。

「あせもは、汗の成分や汚れが汗の出てくる汗腺の孔(あな)に詰まって、炎症を起こすことでできてしまうので、汗をこまめにふきとって皮膚を清潔に保ってあげましょう。ふくときのポイントは、首や体の節、背中など、汗をかきやすく通気の悪い部分を意識して、柔らかく汗を吸収しやすい布で汗を吸い取るようにすること。子どもの皮膚は弱いので、こすると汗で濡れた皮膚に傷がついてバリア機能が低下し、雑菌が繁殖します。雑菌が繁殖すると炎症を起こし、あせもができるという悪循環を引き起こすので注意が必要です。また、室温を調整したり、通気性のいい衣類や寝具に替えて、汗が蒸発しやすい環境を作ったりすることも大切です」

気をつけていたけど、あせもができてしまったら、どうしたらいい?

「これ以上悪化させないためにも、引き続き皮膚を清潔に保つようにし、かゆみのある場合はかきむしってしまう前にかゆみ止めを使いましょう。かゆみは体温が上がると増すので、熱いお風呂に入れるのは避け、体温が高いときは冷やしてあげてもいいでしょう。症状がさらにひどくなってしまったら、抗炎症薬を使うのも手。夏場はあせもがきっかけでとびひになることが多いので、早めのケアが大切です」 

大人よりも汗をかく量が多く、あせもができやすい子ども。早め早めのケアで暑い夏を乗り切りましょう!

[ 教えてくれた人 ] 白岡亮平さん
小児科医。夜10時まで365日無休診療の小児科医院、キャップスクリニック総院長。「10月に千代田区紀尾井町に、働く人の健康を守っていく新しいコンセプトのクリニックを開院します。働くお父さん、お母さんの健康を守ることで子どもたちの健康にもつながると考えています」

編集・文◯石塚覚子
(Hanakoママ 40号より)