ローフードって知っていますか? なぜ体にいいの? 美容からダイエットまで。実は手軽なローフードをご紹介! 【産後太り解消!ローフードでスリム&美ボディ】
再ブームの兆しをみせるローフード
「ローフード」という言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。約20年前、アメリカのセレブの間で流行し、日本にも上陸。当時ブームとなり、近年の健康志向の高まりから食生活が見直され、再ブームが到来しつつあります。
雑誌や健康番組では「ローフード」や「発酵食品」が体に良いということが取り上げられたり、スーパーの陳列棚でも”甘酒”コーナーや”塩麹”コーナーなど設けられたりと、健康にいい食品は生活に定着しつつあります。
ただ、なぜそれらが身体に良いのかまでを知っているからは少ないと思うので、ローフードの基礎からライフスタイルへの取り入れ方までをご紹介します。
実は手軽なローフード
ローフードと聞くと、冷たい、まずい、作るのが難しそう、面倒くさそう、手間がかかりそう、、、と、少しネガティブな答えが返ってくるかもしれません。みなさんはどのようなものがローフードとお考えでしょうか?
近年、大ブームを巻き起こした「グリーンスムージー」は、実は手軽なローフードです。ローフードのお料理は、色鮮やかで美しく、とてもシンプルです。そして何よりも美容にも良くて、お肌も綺麗になる要素が多く含まれているため、女性にとっては嬉しい内容です。
そして、ダイエットにも有効なので、ダイエットの一手段として取り入れてみるのも良いかもしれません。
ローフードの意味と種類
そもそもローフードの“ロー”は、英語で「RAW」と書き、「生」という意味です。
生の食べ物という意味で非加熱で(48度以下で)調理されたものを指します。
非加熱で調理されたものは、酵素が生きているため「リビングフード」、生きている食べ物とも呼ばれることがあります。生に近い状態で食べることで、加熱調理で失われがちなビタミン、ミネラル、酵素をあますことなく摂り入れられます。これよりも高い温度で調理されたものは酵素の働きがだいぶ弱まってしまい、エネルギッシュさにも欠けます。
日本古来より存在する醤油、味噌、みりん、酢、酒などの調味料や、納豆、漬物などの発酵食品もローフードにあたります。
また、日ごろから馴染みのある、のりやわかめ、ひじきなどの海藻もローフードです。
ローフードが実は身近な存在で、手軽にライフスタイルに取り入れることができることが分かりましたでしょうか?
ビタミン、ミネラル、酵素を採り入れることで、健康の為、美容の為、ダイエットの為、目的はさまざまありますが、日ごろから少し意識しながらローフードを実践してみてはいかがでしょうか。
参考文献
RAW FOOD RECIPE 土門大幸著
女性のためのナチュラルハイジーン 松田麻美子著
Beauty Raw Sweets 志村双葉著
HAKKOH LIVING FOOD 発酵リビングフード 睦美著