妊娠中の家事がつらい!楽にできる方法と夫との家事分担について紹介
普段はなんともなかった家事なのに、妊娠中はつらいと感じることがあります。妊娠初期のつわりやホルモンバランスの崩れで、まともに家事ができないと困っている人もいるかもしれません。
そんな中でも、家族のために家事をこなしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで、妊娠中の家事を楽にできる方法や家事分担について紹介します。
妊娠中の家事はなぜつらいの?
妊娠中の家事がつらいのには、理由があります。妊娠前は簡単にこなせていた家事も重労働になるのです。妊娠中の体の変化について知っておきましょう。
女性ホルモンの影響で眠気やだるさがある
妊娠初期に眠くなるのは、女性ホルモンのプロゲステロンの影響です。おなかの中の赤ちゃんを育てるための環境をつくることで眠気を誘発します。また、夜中に眠れないという場合も、日中の眠気やだるさにつながります。
眠いときは、無理せずに寝てしまいましょう。ストレスをかけないことが赤ちゃんのためにもなるはずです。
貧血の症状がある場合も
だるさの原因は、貧血の症状かもしれません。妊娠中は胎児に栄養が送られているため、母体が血液不足となって貧血になる場合が多いです。
貧血の症状はだるさの他にも、頭痛やめまいが起こることもあります。疲労感がひどいと感じる場合には病院へ相談してみましょう。
家事を楽にできる方法とは?
妊娠中の家事は、できるだけ楽にしたいものです。大変な家事を楽にする方法を考えてみましょう。
家事をするときの体勢に気をつける
妊娠中にはつらいと感じる体勢があります。家事をするうえで、つらいと感じる体勢があると感じたら楽にできる方法を見つけましょう。
たとえば、洗濯物を高い位置に干す体勢がつらいと感じたら、干す位置を低い位置に変えるだけで体勢が楽になり、転倒などのリスクも減らせます。
夫に家事を分担をしてもらう
夫ときちんと話し合いをして、家事を分担してもらう方法もあります。妊娠初期から家事はつらいと感じることも多いため、体調を崩す前に話し合いをしておくと良いでしょう。
夫にどの家事を分担してもらえそうかあらかじめ考えておいて、提案してみると良いでしょう。
家事代行をお願いする
妊娠中に家事が負担だと感じた場合には、家事代行サービスを利用してみましょう。妊娠中は必要以上に家事を抱え込む必要はありません。
また、妊娠中はおなかが大きくなるため、動き回ることでバランスを崩して転倒してしまうリスクもあります。無事に赤ちゃんを出産できる環境をつくるのも、ママの役目でしょう。
家事分担で夫にお願いできる家事って?
妊娠中の家事分担で悩みどころなのは、夫に分担してもらう家事の内容かもしれません。夫にしてもらいたい家事と、夫ができる家事を見極めて分担する必要があります。夫にお願いできる家事を探してみましょう。
ゴミ出し
夫が担当しやすい家事として、ゴミ出しがあります。出勤のときにお願いできるので、頼みやすいというメリットもあるはずです。ただし、夫にはゴミの分類から手伝ってもらいたいですよね。
家中のゴミ箱からゴミを集めて分類する作業は、妊娠中にはきつい作業です。夫にゴミ出しまでの家事をお願いできるように頼んでみてはいかがでしょうか?
お風呂掃除
妊娠中のお風呂掃除は危険です。滑りやすく体勢も悪いため、できるだけ夫に分担してもらいたい場所だといえるでしょう。お風呂掃除の危険性を夫に話してみるのも効果的かもしれません。
その他にも体勢がつらいと感じたら、その家事を夫に依頼できないか考えてみてはいかがでしょうか。
食器洗い
妊娠していると立ち仕事というだけでもつらくなります。食器洗いの時間も立ち続けるのがつらいと感じる人は多いのかもしれません。夫に料理を頼むのは難しくても、食器洗いは頼みやすいはずです。
夫に家事分担をお願いしてみよう
妊娠中の家事は、想像以上につらいと感じている人も多いはずです。そんなときは我慢せずに、夫に相談するなど、楽に家事をできる方法を試してみてください。ママの体と赤ちゃんを一番に考えて、夫に家事分担を提案してみましょう。