授乳はいつまで必要なの?母乳についての疑問を解説!
いつまで授乳を続けるべきか悩むママは多いはず。赤ちゃんにとって母乳はいつまで必要なのか悩みますよね。
今回は授乳に関する「いつまで?」という疑問を解説。卒乳時期をいつにすべきか悩んでいるママはぜひ参考にしてください。
授乳はいつまで続けるべき?
授乳タイムはママにとっても赤ちゃんにとっても幸せなとき。では、授乳はいつまで必要なのでしょうか。
赤ちゃんにとって授乳はいつまで必要?
母乳は栄養が豊富で赤ちゃんの健康をサポートします。そのため、離乳食を1日3回しっかりと食べられるようになるまでは授乳が必要です。
栄養学的には離乳食をしっかり食べられるようになるまで授乳は必須ですが、赤ちゃんにとって授乳は安心できる心の栄養でもあります。赤ちゃんが母乳を欲しがるうちは離乳食後に授乳をしても問題ありません。
WHOの推奨する授乳期間は?
WHO(世界保健機関)の推奨する授乳期間は2歳以上まで。
2歳以上まで授乳をするのは長く感じられますが、授乳はママと赤ちゃんのスキンシップになるので、世界的にみて2歳ごろの赤ちゃんがママを求めておっぱいを欲しがるのは自然なことかもしれません。
日本では、1歳から1歳5カ月くらいまで授乳をしているママが多いようです。
母乳の栄養はいつまである?
母乳は産後2~3日までの初乳が一番栄養価が高く、その後栄養価は下がりますが赤ちゃんに必要な栄養は十分まかなえます。生後6カ月ごろからの赤ちゃんはよく動き、多くのエネルギーが必要。
母乳の栄養は変わらないのに赤ちゃんの必要とするエネルギー量が増えるため、母乳の栄養がなくなったという勘違いも。しかし、生後6カ月以降の母乳でも一定の栄養を保っているのです。
母乳はいつまで出てくれる?
母乳は赤ちゃんが飲み続けている限り分泌し続けます。赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、ママのホルモンが活性化し母乳が作られているのです。
つまり、赤ちゃんが母乳を飲む量が減ってくれば、母乳の分泌量も減ってきます。たくさん母乳を飲んでもらいたいなら、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらいましょう。
卒乳と断乳の違いは?
母乳育児をやめることを、卒乳または断乳といいます。卒乳とは、授乳を終了する日を決め、赤ちゃんが自然に母乳を飲まなくなるよう調整すること。
断乳とは、ママの都合で突然母乳育児をやめることをいい、赤ちゃんは母乳を欲しがって泣きじゃくる可能性も。断乳はママにとっても赤ちゃんにとってもつらい時期になりそうです。
母乳育児を楽しもう!
授乳はママと赤ちゃんの大切なスキンシップです。母乳のやめどきはママと赤ちゃんで良いタイミングを見つけてください。そして今しかない母乳育児の時期を楽しみ、母子の絆を深めましょう。