新生児のお母さんは睡眠不足!?平均の睡眠時間や確保する方法を紹介
子育ては大変な重労働ですが、なかでも新生児の育児は毎日が眠気との闘い。赤ちゃんの夜泣きや授乳で睡眠時間がとれず、眠れていない方も多いのではないでしょうか。
寝不足でしんどい日が続くと、こんなにつらいのは自分だけなのか、他のお母さんはどうなのか知りたくなりますよね。今回は、新生児のお母さんの平均的な睡眠時間や眠れる方法について紹介します。
新生児のお母さんが眠れない理由は?
ある調査によると、新生児のお母さんは約80%が睡眠不足であると感じているそうです。眠れないと出産後の体には大きな負担がかかり、ますます不調になってしまいます。睡眠時間を増やすためにも、原因を突き止めてみましょう。
家事もしなくてはいけないので時間が足りない
ただでさえ慣れない育児なのに、お母さんは家事もこなさなければなりません。手のかかる新生児の育児をしながらの家事を効率よくこなすのは至難のわざ。とても1日24時間では時間が足らず、結果的に睡眠時間は削らざるを得なくなってしまうのです。
授乳や夜泣きで休む暇がない
新生児は2~3時間おきの授乳が必要なうえ、赤ちゃんによっては新生児期から夜泣きがはじまることもあります。ただでさえ2~3時間おきの授乳があるというのに、夜泣きの度に起こされてしまっては、お母さんはまとまった睡眠がとれません。
睡眠不足が続きすぎて、なかにはノイローゼ気味になってしまうお母さんもいるほど。夜泣きの理由は解明されていないため、これが正解という対策はないのですが、以下の対策を試してみましょう。
- 抱っこや授乳をしてみる
- 生後0カ月から利用できる夜泣き用のおしゃぶりなどのグッズを利用する
- ビニール袋のカシャカシャ音やテレビの砂嵐音を聞かせてみる
新生児のお母さんの平均睡眠時間は?
1歳までの赤ちゃんを育児中のお母さんの睡眠時間を調査した結果では、毎日睡眠不足状態と答えたのが約19%。そのお母さんたちの具体的な平均睡眠時間は3~5時間という結果もあります。では、新生児のお母さんの睡眠時間はどのくらいなのか、見ていきましょう。
4時間未満のお母さんが多い
調査対象を生後1ヶ月以内のお母さんにしぼった睡眠時間の調査では、半数以上の人が毎日4時間未満と回答しています。さらに10%程度の人はまとまった睡眠時間がとれていない状態のようです。
いかに新生児のお母さんが睡眠不足に陥っているかがわかる結果といえるでしょう。
睡眠時間を確保する方法はあるの?
産後間もない新生児のお母さんこそ、本来はきちんと睡眠時間を取らなくてはいけません。睡眠不足から体調を崩してしまい、自律神経の乱れや産後うつのリスクを高めてしまう可能性すらあるからです。どうにか睡眠時間を確保する方法はないのでしょうか。
寝る時間以外に仮眠を取り入れる
夜寝る時間以外にも、1回10分程度でもいいので仮眠を取り入れてみましょう。短時間の仮眠をとることで、多少ですが寝不足のつらさが改善します。寝不足が解消することで、疲れやストレスの解消も期待できるため、積極的に取り入れてみてください。
家族に手伝ってもらう
睡眠不足が限界に来る前に、夫や家族に赤ちゃんの世話を頼んで、睡眠時間の確保に協力してもらいましょう。睡眠不足のつらさを率直に伝えることが大切です。お母さんが元気でないと、赤ちゃんにも良くありません。みんなの幸せのためにも協力を仰いでくださいね。
睡眠不足を解消できる工夫をしてみよう
何かお世話が大変な新生児ですが、仮眠をとったり家族の協力を得たりすることでお母さんの睡眠不足を少しでも改善していきましょう。お母さんが健康で元気いることが赤ちゃんにとっても大切なこと。ひとりで抱え込まず、家族にも相談してみてくださいね。