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妊娠初期に出血!妊娠初期におこる出血の原因と対処法を解説

妊娠初期に出血!妊娠初期におこる出血の原因と対処法を解説

妊娠が分かったあとに出血があると「赤ちゃんは大丈夫?」と不安になりますよね。4~11週までに起こる出血は、心配ではない出血の場合もあります。

しかし、出血する原因はさまざまで注意が必要な場合も。今回は、妊娠初期に起こる出血の原因や、出血したときにどう対処したらよいのかを解説します。

妊娠初期の出血、考えられる原因は?

妊娠初期にみられる出血の原因はいくつか考えられます。

着床出血・絨毛膜下血腫

受精卵は着床後、絨毛という組織を子宮内膜に延ばして胎盤を作り始めます。その際、子宮内膜の血管を壊してしまうことでおこる出血を着床出血といいます。着床出血は決して珍しいことではなく出血も少量で2~3日で止まります。

絨毛膜下血腫は、受精卵が着床後、子宮内膜の血管が傷つけられ、子宮を包む絨毛膜と子宮内膜の間で出血することです。出血の量が多いと膣の外まで漏れ出てきます。大量の出血でも4~7日で止まりますが、心配な場合は医療機関を受診しましょう。

切迫流産・早期流産

切迫流産とは、流産の恐れがある状態のことです。断続的に少量の出血が見られます。胎児の心拍が確認できて、出血量がそれほど多くなければ、妊娠を継続できる可能性があります。

早期流産とは、12週未満に起こる流産のこと。少量の出血と下腹部痛の症状が出ます。早期流産のほとんどは胎児の染色体異常が原因といわれ、受精の段階で流産の可能性が生じています。

異所性妊娠・胞状奇胎・前置胎盤

異所性妊娠とは、受精卵が子宮内膜以外の卵管や腹膜などに着床することです。少量の出血から徐々に出血量が増え、腹痛を伴うようになります。妊娠検査薬では陽性反応が出ますが、超音波検査をすると子宮内に赤ちゃんはいません。手術や薬での治療が必要です。

胞状奇胎とは、胎盤になるはずの絨毛が異常増殖すること。子宮内が絨毛でいっぱいになり、胎児が吸収されてしまうのです。断続的な出血や褐色のおりもの、つわりがひどいなどの症状があります。

前置胎盤とは、胎盤が正常な上の方の位置ではなく、下のほうに降りてきて赤ちゃんの出口を塞いでしまうことです。大量出血の可能性があります。

妊娠初期の出血にどう対応する?

実際に出血したら、慌ててしまいますよね。できるだけ慌てずに主治医に電話をし、出血した旨を伝え指示を仰ぎましょう。

鮮血の場合は注意が必要

血液の色が黒っぽい色や薄茶色だと過去の出血だと考えられますが、赤い色の鮮血の場合は、今まさに出血している可能性が高く、リスクが高いとみることができます。病院に電話をして指示を仰ぐことをおすすめします。

受診するときは車かタクシーで

出血し、病院を受診するよう指示があった場合は、ナプキンを当ててください。病院までの移動手段は、安静な姿勢で負担が少ない自家用車かタクシーがよいでしょう。電車やバスは時間がかかったり振動が大きかったりするので、避けたほうが無難です。

妊娠初期に出血したら、病院の指示を仰ごう

出血した場合は、病院に電話して指示を仰ぎましょう。また、電話した際に伝えるべきことを次のようにリスト化しておくとよいでしょう。

・出血はいつからか
・出血の色やにおい、量
・おなかの張りや痛みの有無
・そのほかに発熱や不調はあるか

急な出血時は慌ててしまいがちですが、事前に出血したときにどうするかを考えておき、自己判断せずに病院に相談してくださいね。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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