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妊婦健診の頻度はコロナウイルスを考慮するべき?分娩の注意点も解説

妊婦健診の頻度はコロナウイルスを考慮するべき?分娩の注意点も解説

妊婦の方やご家族はコロナ禍での妊婦健診の頻度について理解する必要があります。コロナ禍における適切な健診頻度を理解すれば、感染への不安など、精神的負担の軽減にもつながるでしょう。

そこで当記事では新型コロナウイルス感染症による胎児への影響や妊婦健診の受診頻度、分娩に関する注意点などを紹介します。

コロナウイルス感染症による胎児への影響

日本産婦人科感染症学会の発表によると、海外では胎児への母子感染の症例が発表されてはいるものの、日本ではコロナ感染による胎児の異常や死産、流産を起こしやすくなるという報告はありません。

とはいえ、安心して妊娠生活をおくるには、新型コロナウイルスの感染リスクを下げる必要があります。日常的に手洗いやうがい、人ごみを避けるなどの習慣を徹底しましょう。

参考:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について 妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ (2020/12/30)

コロナ禍での妊婦健診の受診頻度

日本産婦人科感染症学会によると、コロナ禍での妊婦健診の受診頻度は体調に変化がなければ通常通りで問題ないとされています。

しかし、新型コロナウイルスが流行している2021年5月現在、外出による感染リスクを不安に感じている妊婦の方も多いでしょう。そこでコロナ禍における妊婦健診の受診頻度について詳しく解説します。

体調に変化がなければ通常通り受診

コロナ禍でも体調に変化がなければ通常通りの受診で問題ありません。コロナ禍での妊婦健診を迷うかもしれませんが「密閉・密集・密接」の3密を避けるように心がけ、妊婦健診を受診してください。

妊婦健診の頻度を下げることも可能

妊婦の方の状況に応じて健診の頻度を下げられます。妊婦の方の健康状態や妊娠週数による受診頻度の目安はありますが、体調に問題がなく産婦人科医も問題ないと判断している場合は頻度を下げることも可能です。

受診を延期する場合は医師の判断を仰ぐ

受診を延期する場合は医師に相談し判断を仰ぎましょう。「自身の新型コロナウイルス感染が発覚した」「感染者と濃厚接触した」といった場合には、妊婦健診を延期しなければなりません。

延期する場合は自宅で血圧を測定し、体調を管理するなどの工夫が必要となるでしょう。また、お腹の痛みや血圧上昇などの症状がある場合は、早めにかかりつけの産科医療機関に相談してください。

参考:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について 妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ (2020/12/30)

コロナ禍における分娩に関する注意点

妊婦の方は赤ちゃんに会える期待感とは別に、コロナ禍で分娩を迎える不安も大きいでしょう。いざ分娩を迎える時に焦らず対応できるよう、次の注意点について理解する必要があります。

里帰り出産には注意が必要

コロナ禍では里帰り出産は控えたほうがよいでしょう。緊急事態宣言により国民の移動を抑制している現在、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会では、妊婦の方には居住地域内での出産を促しています。

里帰りをすると帰省先に新型コロナウイルスを持ち込む危険性や移動途中に感染するリスクがあるからです。両会の会員である産婦人科医に相談すれば、居住地域の分娩施設を紹介してもらえるため、安心して出産できます。

立会い分娩は医院の方針を守る

立ち合い分娩を希望する場合は、医院の方針に従いましょう。新型コロナウイルス感染防止を目的として、立ち合い分娩を中止する医院は増えてきています。

また、出産が近づき入院となると面会禁止となる医院もあるでしょう。立ち合いも面会もできないとなると、不安を感じるかもしれません。

入院中はテレビ通話などで会話をするなど、事前に家族とのコミュニケーション方法について話し合っておくことをおすすめします。

参考:里帰り分娩についての会員へのお知らせ|公益社団法人 日本産科婦人科学会

コロナ禍での妊婦健診は主治医と相談しよう

コロナ禍で妊娠生活を過ごす方は、妊婦健診を行うことも重要ですがご自身の体が最も大切です。母体の状態によっては妊婦健診の延期や頻度を減らすこともできます。

また、分娩に関しても里帰り出産を希望する場合は、居住地での出産を検討するようにしてください。コロナ禍での妊婦健診の頻度や分娩に関する課題は主治医とよく相談し、慎重に決めましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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Hanakoママ編集部

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