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子宮脱の初期症状とは?起こる原因や主な治療方法を紹介します

子宮脱の初期症状とは?起こる原因や主な治療方法を紹介します

出産経験のある女性に多く発症する子宮脱。症状が出たら自然に完治することはないため、早めに受診することが大切です。

早期に発見するには、初期症状を見逃してはいけません。そこで今回は、子宮脱が起こる原因や治療する方法をご紹介します。

子宮脱に見られる初期症状

骨盤の中にある子宮を支える筋肉が緩み、子宮が膣から脱出する病気を子宮脱といいます。初期の子宮脱は無症状なので、産婦人科などで医師から指摘されて初めて病気に気づくことがほとんどです。

ただ症状が重くなると、お腹に力が入った時に何かが外に出るような感覚になります。さらに症状が進むと、ピンポン玉くらいの丸く固いものが外陰部に触れるようになるのを感じるようになります。

この段階に来てようやく子宮脱になっていることに気づく人が多いようです。下着に擦れておりものが増えたり出血や化膿したりすることもあります。

子宮脱が起こる原因 

子宮脱が起こる原因のほとんどは、赤ちゃんの出産です。出産時赤ちゃんが骨盤内を通るとき、骨盤底が損傷されて子宮脱になるといわれています。ただ、産後すぐに子宮脱が起こるケースばかりではありません。閉経を迎える時期に症状が起こることも多く、60歳代がピークになります。

子宮脱を治療する主な方法2つ

子宮脱は自然に治癒することはなく、症状を改善するには適切な治療を受ける必要があります。子宮脱の主な治療方法は、手術療法と温存療法です。それぞれ得られる効果が異なるため、症状の進行状況に応じて適した治療法を選択しましょう。

1.手術療法

子宮脱の治療法の1つに手術療法があります。子宮脱を完治させるには、手術療法を選択するしかありません。ただ手術をしても再発する事例が多くなっており、感染リスクが高い点も問題視されています。

2.温存療法

温存療法は、医療機器を用いて症状を緩和するための治療法です。子宮脱の症状が完治するわけではありませんが、手術より費用を抑えられます。

骨盤底筋体操トレーニング

子宮を支える骨盤底筋を鍛えるためのトレーニングです。体を動かせる場所があれば、時間を問わず気軽にトレーニングを行えます。担当医の指示に従ってトレーニングを実施しましょう。

リングペッサリーの装着治療

ドーナツ状の輪を膣の中に入れて、数ヶ月毎に新しいものに交換する治療法です。手術をしたくない場合におすすめな治療法ですが、通院の必要があるので考慮しなければいけません。

フェミクッションによる治療

膣内に子宮を戻した状態でクッションやホルダーなど専門機器を用いて膣口を塞ぎ、子宮の位置を維持する治療方法です。フェミクッションの治療は、通院の必要はなく自分で行えます。

子宮脱の初期症状が見られたら早めに受診しよう!

子宮脱の初期症状は自覚症状がないことがほとんどですが、違和感を感じたら早めに受診することがおすすめです。治療方法は、医師と相談の上、状況に応じて適したものを選びましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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Hanakoママ編集部

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