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巨大児の場合、どんな出産方法になる?原因やリスク、予防方法とは

巨大児の場合、どんな出産方法になる?原因やリスク、予防方法とは

お腹のなかの赤ちゃんが巨大児だと診断された場合、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。出産の際にママは難産になりやすいため、赤ちゃんにもリスクが高まります。今回は赤ちゃんが巨大児になってしまう原因やリスク、予防法などを紹介します。

巨大児ってどんな赤ちゃんのこと?

巨大児とは週数を問わず、出生時の体重が4,000gを超えている赤ちゃんのことです。体重が4,500gを超えた赤ちゃんは、超巨大児といわれます。

赤ちゃんが巨大児になるとママや赤ちゃんにさまざまなリスクが起こるため、妊娠中は巨大児にならないように注意が必要です。

巨大児になる原因とは

赤ちゃんが巨大児になる原因は、以下のことが挙げられます。

  • 経産婦
  • 出産の回数が5回以上の頻産婦
  • 巨大児を以前に出産したことがある
  • 35歳以上で高齢初産
  • 妊娠中の体重が大幅に増加した
  • ママ自身や親容体が糖尿病を抱えている
  • 妊娠糖尿病


ただし上記に当てはまる場合でも、必ずしも赤ちゃんが巨大児になるということはありません。

糖尿病との関係とは

赤ちゃんが巨大児になる原因の1つに、糖尿病が挙げられます。もともと糖尿病を抱えていたり、糖尿病でなくても妊娠をきっかけに妊娠糖尿病になったりした場合も巨大児になる確率が高くなります。その頻度は約7.1%で糖尿病・妊娠糖尿病でない妊婦さんの約8倍です。

妊娠糖尿病とは、これまで糖尿病でなかったのに妊娠をきっかけになる糖尿病のことです。ホルモンの分泌が不十分で血糖値のコントロールが上手くできず、高血糖になってしまうことが原因とされています。その過剰な糖が赤ちゃんへ届くことによって、巨大児になってしまうのです。

予防方法はある?

赤ちゃんが巨大児にならないようにするためには、食生活を見直し、血糖値をコントロールすることが必要です。食事は野菜を中心にし、塩分や甘いものを控え、適度な運動などで体重の増加を抑えるなど規則正しい生活を送るように気をつけましょう。

巨大児になるとどんなリスクがある?

赤ちゃんが巨大児になると、具体的にどのようなリスクが生じるのでしょうか。分娩のときと出産後に分けてみていきましょう。

分娩のとき

巨大児の場合、頭が出てきているのに肩が引っかかってしまう、肩甲難産になる可能性が高くなります。その結果胎児機能不全を起こすことも。

会陰切開をすることでお産が進むこともありますが、無理に出そうとすることで赤ちゃんの上腕の神経麻痺や鎖骨骨折などを起こす可能性もあります。

ママも赤ちゃんがが産道を通るのに時間がかかることで、膣内が傷ついたり、会陰が裂けたりして大量出血の可能性もあるのです。

出産後 

巨大児として生まれた赤ちゃんは、出産後に新生児仮死や新生児低血糖、出生後呼吸障害などになることがあります。

一方で出産後のママも、産道損傷や弛緩出血などのリスクが高くなります。赤ちゃんとともに迅速な診断とケアが必要です。

巨大児の場合の分娩方法とは

赤ちゃんが巨大児になった場合、難産が予想されます。経腟分娩の予定だったとしても、医師の判断で緊急帝王切開に切り替わる可能性もあるのです。

出産前に巨大児だと診断された場合、計画的な帝王切開や誘発分娩などになる場合もあります。分娩方法などは医師としっかりと話し合うことが大切です。

巨大児にならないよう妊娠中は気をつけよう

赤ちゃんが巨大児になると、ママだけでなく赤ちゃんにもリスクが高くなります。妊娠中は巨大児にならないように食生活を見直し、適度の運動をして体重管理に気をつけましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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