妊婦さんはチェックしよう!食べ物の良い・悪いリストを紹介
妊婦さんは食べる物に、とても気を遣いますよね。妊婦さんには、意識して多めに食べたほうが良いものと、逆に量を制限するなどをしたほうがよい食べ物があります。今回はそんな良い・悪い食べ物をまとめて紹介するので、妊婦さんは参考にしてみてください。
妊婦が食べて良いものリスト
妊婦さんの食事は、赤ちゃんの栄養にもなります。つまり、赤ちゃんが健やかに成長していくためには、欠かせないものだということです。摂取する栄養には、いままで以上に慎重にならなければいけません。
食べた方が良いもの
妊婦さんが積極的に摂るべき食品は、以下のとおりです。
- ほうれん草
- ブロッコリー
- 納豆
- 卵
- レバー
- あさり
- 小松菜
- 小魚
- 牛乳
- ヨーグルト
妊婦さんは、上記の食品を積極的に食べるようにしましょう。
摂るべき栄養素
上で紹介した食品を食べなければならない理由は、妊婦さんの身体に必要な栄養素を含んでいるためです。妊婦さんに欠かせない栄養素とは、以下のとおり。
- 葉酸
- 鉄分
- カルシウム
上記3つの栄養素を含んだ食品であれば、紹介した以外のものでも構いません。
妊婦が食べてはいけないものリスト
反対に、妊婦さんが控えたほうが良い食べ物もあります。ここで紹介する食品や成分を含んだ食べ物は、少量であれば問題ありませんが、たくさん食べることは控えましょう。
避けるべき食べ物
妊婦さんが避けるべき食品は「うなぎ」です。また、食べ物ではありませんが、アルコールやカフェインなどの摂取も止めましょう。
赤ちゃんの成長を阻害し、低体重で生まれてしまう危険があります。
注意すべき栄養素
ではなぜ「うなぎ」を食べてはいけないのでしょうか。その理由は、うなぎに「ビタミンA」が豊富に含まれているためです。
通常は、ビタミンAを摂ることで、皮膚などの粘膜を健康に保つことができます。しかし、妊娠初期に過剰摂取してしまうと、赤ちゃんの器官形成に悪影響を及ぼすかもしれません。
時期別、食べ物に関する注意点
ひと言で「妊婦さんの食事」といっても、注意すべき事柄は妊娠初期・中期・後期によって異なります。ここでは、それぞれの時期ごとに食事における注意点を解説していきます。
妊娠初期の食べ物
妊娠初期は免疫力が低下しやすい時期です。肉、魚問わず、生食は控えるようにしましょう。また、葉酸や鉄分などを積極的に摂取し、神経系の発育を促しつつ、貧血に備えてください。
妊娠中期の食べ物
妊娠中期は、つわりがおさまる方も多く、初期と比べて食欲が増加します。しかし、糖分や油分をたくさん摂ってしまうと、大幅な体重増加につなが可能性があるでしょう。妊娠高血圧症や糖尿病のリスクが高まるので、十分に注意してください。
妊娠後期の食べ物
妊娠後期は、いままで以上にカロリーに注意しましょう。肥満になってしまうことで、難産やあらゆる病気のリスクを高めてしまいます。
食べ物リストに沿って食事を楽しもう!
妊婦さんが食べたほうが良いもの、避けるべきものをリスト状に紹介しました。しかし、食べたほうが良いからといって、過剰に摂取しては、かえって栄養バランスが乱れてしまいます。意識して多めに摂る程度にしておきましょう。