みんな何歳で母親になる?第一子が産まれる平均年齢を紹介
女性にとって、第一子を何歳で産むかは、人生設計を考えるうえで重要な点ですよね。近年、第一子を産み、母親となる平均年齢が上がっているのだそうです。では第一子を迎える母親の年齢は、何歳くらいが平均なのでしょうか。今回は母親デビューの平均年齢を紹介します。
母親デビューの平均年齢は?
第一子の出産、日本の女性は何歳くらいで経験しているのでしょうか。ここでは、第一子誕生を経験する女性の平均年齢をはじめ、2人目、3人目の年齢や男性の年齢を紹介します。
第一子誕生の平均年齢は30.7歳
第一子が産まれる女性の平均年齢は「30.7歳」です(2016年時点)。この年齢は、年々上昇しているとされているため、現在(2022年)では、さらに上がっていることが予想されます。
2、3人目の平均年齢は?
2人目、3人目を産む女性の平均年齢は、2人目が「32.6歳」であり、3人目が「33.3歳」です(2016年時点)。
第一子誕生の年齢が上がるにつれて、2人目と3人目が産まれる年齢も上昇しています。
女性が理想とする年齢は28歳
平均年齢が30.7歳ということは、つまり2人に1人が30歳前後で第一子を産んでいるということです。しかし女性を対象に「理想的な第一子出産の年齢」について、アンケートをとると、その第1位は「28歳」であり、続く2位は「25歳」。つまり多くの女性が理想よりも遅く、第一子誕生を経験しているということです。
男性の結果は?
一方で男性のほうがどうでしょう?第一子誕生を経験する男性の平均年齢は「32.8歳」です。そして2人目の場合では「34.7歳」、3人目は「35.7歳」となりました。
子育てしてよかったことは?
第一子出産の年齢が上昇した原因について、説明する前に、すでに出産を経験したママさんたちから「子育てをしてよかったこと」を教えてもらいましょう。育児を通して得た「喜び」として、以下のような声が上がっています。
- 生きていく力をもらった
- 顔を見るだけで癒やしになる
出産年齢が上昇している理由
先程、出産年齢が上昇していると説明しました。実際、2006年は29.2歳、1985年26.7歳でした。約30年間で4歳ほど平均年齢があがっています。では出産の平均年齢が上昇しているのは、どういった理由からなのでしょう。
女性側の理由
「いつかは子供が欲しいものの、今ではない」と考えている女性を対象に、その理由を調査しました。その結果によると、最も多かった意見は「配偶者との時間を大切にしたい」、次に多かった回答は「経済的余裕がない」というものです。
男性側の理由
一方で同様アンケートを男性におこなったところ、最も多かった答えは「経済的余裕がない」、次に多かった意見は「配偶者との時間を大切にしたい」といったものでした。
女性と男性が、ほぼ同じ理由から「今はタイミングではない」と考えていることがわかります。
妊娠適齢期とは?
平均年齢が上昇している現代においても「妊娠適齢期」がることも事実。たとえ閉経していなくとも、女性の身体はいつでも妊娠ができるわけではありません。35歳を過ぎると、卵子の質は急激に下がるといわれています。妊娠ができないわけではありませんが、難しくなることは留意すべきでしょう。
年齢を気にせず、自分なりのタイミングで出産しよう
妊娠適齢期があると説明しましたが、とは言ってもパートナーごとに、それぞれに合ったタイミングというものがあります。念頭には入れておくべきでしょうが、あまり焦らず自身にとっての「適齢期」を考えてみてください。