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三つ子を自然妊娠する割合はどれくらい?妊娠リスクも解説

三つ子を自然妊娠する割合はどれくらい?妊娠リスクも解説

一度に3人の赤ちゃんを妊娠する三つ子。嬉しさも3倍なので三つ子を産みたいと考える方もいるでしょう。

そこで今回は、三つ子を自然妊娠する割合をご紹介します。三つ子の妊娠で考えられるママと赤ちゃんのリスクもご紹介するので参考にしてくださいね。

三つ子を自然妊娠する確率は?

三つ子を自然妊娠する確率は明確には分かっていませんが、三つ子の妊娠率は高くないと予想されます。

なお、三つ子を含む多胎児の妊娠や出産の割合は、母親の年齢が上がるたびに高くなるといわれています。妊婦の年齢が30〜34歳は2.03%、35〜39歳は2.43%となり、40〜44歳は2.71%、45歳以上は5.95%と上昇します。

三つ子の妊娠で押さえるべき2つのリスク

三つ子を妊娠すると、1つの子宮で3人の赤ちゃんを育てなければいけません。そのため、1人を妊娠するときもリスクが高くなるといわれています。ここでは、三つ子の妊娠で押さえるべきリスクをご紹介します。

1.ママのリスク

三つ子を妊娠した場合、ママは妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、羊水過多症などの合併症を引き起こす可能性があります。妊娠中に合併を引き起こす割合は、84.3%で双子妊娠より高い数値です。

また、出産時には胎盤早期剥離や臍帯異常、微弱陣痛を引き起こすリスクもあります。早期発見が何より大事なので、何か異常を感じたときは担当医に相談するようにしましょう。

2.赤ちゃんのリスク

三つ子を妊娠したとき3人の赤ちゃんは1つの子宮で成長するため、1人の赤ちゃんを妊娠するより赤ちゃんに与えるリスクも大きくなるといわれています。また、早産による未熟児や先天異常、子宮内胎児死亡などのリスクも考慮しなければいけません。

三つ子妊娠は絨毛膜性の検査が必要!

ママや赤ちゃんへのリスクを抑えるためにも、三つ子を妊娠したときは絨毛膜性の検査を行うことが大切です。ここでは、絨毛膜性について解説します。

絨毛膜性とは

絨毛膜性はお腹の中で赤ちゃんを包む膜で、胎盤はその絨毛膜性と脱落膜によって作られています。三つ子を妊娠した場合、1つの胎盤を3人の赤ちゃんで共有しており、ママから送られてくる血液は3人の赤ちゃんにそれぞれ送られます。

ただママの体内のバランスが崩れてしまうと、3人の赤ちゃんに平等に血液が送られないことがあるのです。血液が不足した赤ちゃんは、最悪の場合、命に関わることもあります。赤ちゃんが育つ環境を整えるためにも絨毛膜性の検査が必要です。

絨毛膜性の検査時期は妊娠初期

絨毛膜性の検査は、妊娠初期に行う超音波検査で調べます。赤ちゃんの発育経過を見守るためにも三つ子を妊娠したら、絨毛膜性の検査を必ず行いましょう。ただ、妊娠14週を過ぎると絨毛膜と羊膜がくっ付いてしまうため絨毛膜性の検査は難しくなることがあります。

三つ子を自然妊娠したら絨毛膜性検査は忘れずに!

三つ子を妊娠したら、1つの子宮で3人の赤ちゃんを育てることになります。三つ子は、1人の赤ちゃんを妊娠するより、ママや赤ちゃんに与えるリスクも高いといわれています。

赤ちゃんの命に関わることもあるので、三つ子を自然妊娠したら絨毛膜性検査は忘れずに行いましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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Hanakoママ編集部

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