妊婦はカラオケに行っちゃダメ?考えられるリスクと注意点
妊娠前と比べると、妊娠中は制限が多くなりがちです。 「これってやっても大丈夫?」と疑問に思う行動の一つに、カラオケも入っているのではないでしょうか?
結論を言うと、妊娠中もカラオケに行くことは問題ありません。 ただ、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
今回は、妊娠中のカラオケで考えられるリスクと注意点を紹介します。
妊婦がカラオケに行くリスク
妊娠中にカラオケに行くことは、どんなリスクがあるのでしょうか。またカラオケで歌う音楽は、胎教に影響があるのでしょうか。
歌うときにお腹に力が入ること
普通に歌っていれば心配ありませんが、大声量で歌ったときに腹圧がかかると、お腹が張ることがあります。
お腹に張りを感じたら、歌の途中でも一旦やめて、横になり休憩するようにしましょう。特に、妊娠後期はお腹が張りやすいので、注意が必要です。
カラオケは胎教に悪影響?
胎教にはクラシックやヒーリングミュージックが良いと言われていますが、音楽の種類による影響はないとされています。妊娠中にクラシックなどを聞くのが良いとされているのは、ママがリラックスできるからです。
カラオケに行くことによってママのストレス解消につながり、リラックスできるのであれば、胎教への影響は何も心配することは無いでしょう。
妊婦がカラオケに行くときに注意したいこと
妊婦が、安全にカラオケを楽しむために注意したいことが、3つあります。音量や、激しく動き、もしもを想定することです。
大音量は控えよう
普段、聞きなれない音量を長時間聞かせ続けると、赤ちゃんの血管や脳の発達に悪影響が出る可能性があると言われています。胎児の聴力が完成するのは妊娠24週と言われており、以降は赤ちゃんも外の音を楽しんでいるそうです。
妊娠前は大音量でカラオケを楽しんでいた人は、ついついいつも通りに音量を上げてしまいがち。妊娠中は赤ちゃんのことを意識して、控えめな音量で楽しみましょう。
激しく動き回らない
妊娠中の激しい運動は、好ましくありません。軽くリズムに乗る程度なら良いですが、楽しいからといって飛び跳ねたりするのはNG。転んでお腹を強く打ってしまうこともあり得るので、妊娠中はなるべく体を動かさずにカラオケを楽しみましょう。
一人カラオケはもしもの事態を想定して
安定期に入ったとしても、赤ちゃんが無事に生まれてくるまで何があるかわかりません。特に、夜間はお酒に酔った人とぶつかるリスクもあり得ます。
カラオケに行くのであれば、人とぶつかるリスクを避けるためにも平日の昼間にする、途中で具合が悪くなったときに助けを呼びやすい1階のフロント付近の部屋にしてもらうなど、緊急事態用の対策を取りましょう。
体調を最優先してカラオケを楽しもう!
どうしてもカラオケに行きたい!という日もあるでしょうが、妊婦が最優先すべきなのは、自分の体調です。
違和感を無視して来たばっかりに…ということにならないよう、体調が万全な日に行って、音量や動きに注意して、カラオケを楽しみましょう!