妊娠線とは何?原因と「妊娠線をつくらない」3つの予防方法をご紹介
妊娠線は予防できることを知っていますか?妊娠線は残ってしまうとなかなか消えないので、早い段階から予防しておくのがオススメです。そこで今回は、妊娠線の原因や、妊娠線をつくらないための予防方法などを紹介します。
妊娠線とはどんなもの?
妊娠線という名前は有名ですが、具体的にどのようなものなのかを解説します。まずは妊娠線について知っておきましょう。
胸やおなかなどの皮膚にできる肉割れの跡
妊娠線とは、妊娠によって胸やおなかが大きくなることで、皮膚にできる白くすけたような肉割れの跡です。妊娠により胸など大きくなった部分にできますが、妊娠による体型の変化でお尻や太ももなどにできてしまう場合もあります。
妊娠5ヶ月目からの予防がオススメ
おなかが大きくなりはじめたら、予防をはじめるのがオススメです。目安として、妊娠5ヶ月目にはおなかの大きさが目立つようになってくるので、予防をスタートさせましょう。
妊娠線ができる主な原因とは?
妊娠線ができる主な原因も紹介します。原因を知って予防につなげましょう。
急激な体型の変化に皮膚が対応できない
妊娠すると胸やおなかが急に大きくなるので、体型の変化に皮膚が対応できません。
妊娠により胸が張ったり、子宮が大きくなったりという体の内側の変化に、皮膚の「真皮」と「皮下組織」の部分がついていけず、断裂を起こしてしまうのです。
ステロイドホルモンの影響も
妊娠中にステロイドホルモンの分泌量が増えることで、真皮のターンオーバーが抑制されてしまい、通常よりも断裂しやすい状態になってしまいます。そこに急激な体形の変化が加わることで、肉割れを引き起こしやすくなってしまうのです。
妊娠線をつくらない!3つの予防方法
妊娠線は早めの対策が大切です。妊娠線をつくらないための、3つの予防方法について紹介します。
軽い運動をして代謝を良くする
ウォーキングやマタニティヨガなどの軽い運動で代謝を良くすると、皮膚のターンオーバーも促進されます。妊娠して動かなくなると代謝が落ちてしまうため、意識的に動くのが効果的です。
ただし、体の状態にもよるので、必ず担当医に相談してから行いましょう。
オイルやクリームで保湿する
妊娠線を予防するオイルやクリームが出ているので、妊娠線が出る前から使用するとよいでしょう。
オイルやクリームには保湿効果もあるので、やさしく塗りこみながらマッサージをするのもオススメです。多めの量で、肌に負担がかからないようにしましょう。
バランスのよい食事で過度な体重増加を防ぐ
妊娠線は急激な体型変化によってできてしまうので、過度な体重増加を防ぐことも効果的です。
妊娠中は妊娠週数の目安に沿って、体重の増加を調整しましょう。バランスのよい食事を摂ることで、妊娠線を予防するだけでなく、赤ちゃんとママの健康も守ることができます。
妊娠線を残さないためには早めのケアが大切
妊娠線は、早めのケアが大切です。おなかが大きくなる前から予防することで妊娠線ができにくくなるので、早めにスタートさせましょう。
また、すでに妊娠線ができてしまった場合も、正しく対処すれば跡が残らない可能性もあります。体に無理のないように取り組んでみてくださいね。