
妊娠初期のつわりはどんな感じ?いつからいつまで続く?
妊娠初期からはじまるつわりですが、症状が出ていてもつわりだと断定するのが難しい時もあります。 今回は、つわりの期間や代表的な症状、おすすめの食べ物を紹介します。
妊娠初期のつわりはいつからいつまで?

- 始まり…妊娠5週~
- ピーク…妊娠8~10週
- 終わり…妊娠12~16週
つわりの開始は一般的に妊娠5週ごろで、おおむね妊娠16週までには終わると言われています。
症状や重さは人によるため、妊娠5週以前に始まる人もいれば、まったく症状がないという人も。また、妊娠期間中を通してずっとつわりを経験する人もいるため、目安として覚えておく程度にしておきましょう。
つわりの代表的な症状

つわりの症状は人それぞれですが、良く耳にするのが、「吐き気や嘔吐」、「においに敏感になる」、「常に何か食べてないと気持ち悪い」、「眠気」、「イライラ」、「頭痛」などです。
嘔吐、吐き気
つわりは船酔いをしているような感覚と言われるように、常に胃がむかむかして吐き気を催すこともあります。中には、胃の中が空っぽにも関わらず吐き気が収まらないため、胃液を吐いたという人もいるほどです。
においが気になる
妊娠前までは平気だったにおいが、妊娠後に受け付けられなくなることもあります。良く聞くのは、ご飯が炊けるにおい。他にもシャンプーやアロマのにおいなど、妊娠後は敏感になる人が多いようです。
人によっては、においを嗅ぐだけで嘔吐してしまうなんてことも。
空腹が気持ち悪い
吐くとは逆に、常に何かを食べて、胃を満たしていないと気持ち悪いという「食べづわり」タイプになる人もいます。
食べづわりの人は特に、朝の空腹時がつらいようなので、起きてすぐ何か食べられるように枕元に食料を置いておくのも良いでしょう。
眠気、イライラ、頭痛
寝ても寝ても眠気が取れなかったり、常にイライラしていたり、頭痛が続く状態もつわりの一種です。原因は妊娠によってホルモンバランスが変化するため。妊娠中期ごろには変化になれてくるため、症状が落ち着くことが多いようです。
つわりが軽くなった食べ物はある?

- 酸味があるもの…酢の物、柑橘系のフルーツ、トマト
- 口当たりの良いもの…プリン、ゼリー
- 冷たいもの…アイスクリーム、シャーベット
- 高カロリーなもの…フライドポテト、ハンバーグ
つわり期間中に食べられるものにも個人差が出てきます。吐きづわりの人は、酢の物や冷たいもの、食べづわりの人は、ボリュームのあるフライドポテトなどが食べたくなる傾向にあるようです。
自分の好みにもよるので、食べられそうなものを試してみると良いでしょう。
つらいときは仕事を休むことも考えて

妊娠は病気ではないため、周囲につわりのつらさを理解してもらいにくく、仕事を休みづらいという人もいるでしょう。
しかし、妊娠中は何が起こるか分からないため、無理は禁物。つわりがひどい場合は、早めに周囲へ相談して仕事内容を変えてもらったり、休みを取らせてもらったりして、つわりを乗り切りましょう。