
育児疲れ度をセルフチェック!すぐにできる対処法も紹介
一生懸命作った食事をひっくり返されたり、何時間も公園で遊んだり、スーパーで泣き叫んだり…。子育ては楽しいこともたくさんありますが、正直疲れがたまっているという人も多いですよね。
今回は、そんな「育児疲れ」をセルフチェックする方法や、すぐにできる対処法を紹介します。
育児疲れはなぜ起きる?

まず、育児疲れはなぜ起きるのでしょうか。主な原因を見てみましょう。
子ども中心の生活にヘトヘト
ひとりのときは自分のペースで生活していたのに、出産した瞬間から生活の中心は子どもになります。ご飯を作るときにも後追いをしてきたり、トイレに行くと泣き出したり、公園に行くと「帰らない」とひっくり返って泣いたり…。
自分のペースを乱されることで、ストレスがたまり、夜にはぐったりというママも多いはずです。
慢性的な睡眠不足
赤ちゃんのうちは、2~3時間おきに授乳やおむつ替えをしたり、何時間も夜泣きの対応をしたりと、ママは慢性的な睡眠不足に陥ります。睡眠不足の状態が続くと、日中もボーッとしてしまい、無気力になってしまうことも。
子どもによっては3歳くらいまで夜泣きをすることもあり、何年も睡眠不足の状態が続いているママもいるようです。
他人と比較して落ち込む
SNSのキレイに盛り付けられた離乳食、バッチリメイクをして優雅にお出かけするママを見かけて、落ち込むことはありませんか?他人と比較して、自分がダメなママだと思ってしまい、ネガティブな思考に陥ることもあるようです。
セルフチェック!あなたの育児疲れ度は?

次に、あなたの「育児疲れ度」をセルフチェックしてみましょう。
- 些細なことでイライラする
- 子どもがかわいいと思えない
- 無意識のうちに涙が出る
- 子どもに笑えない
- 眠れる状況で眠れない
- 自分に嫌悪感があり許せない
- なにもやる気が起きない
- 出かける気力がわかない
- 人に会いたくない
5個以上当てはまる人は、要注意です。育児疲れから、ノイローゼの症状が出ている可能性があります。早めの対策が必要です。
育児疲れを感じたときの対処法

では、育児疲れを感じたときには、どのような対処をすればよいのでしょうか。4つ紹介します。
しっかり休息・睡眠をとる
育児疲れを軽減するために一番大切なのことは、睡眠をとることです。夜泣きなどで夜にまとめて眠れない場合は、日中子どもが昼寝をしているときに一緒に休息をとるようにしましょう。
他人と比較しない
他人と比べて落ち込みやすい人は、SNSの情報を遮断し、雑誌やテレビのママたちを見ないようにするとよいでしょう。ママ友たちと比較してしまうのなら、無理に友だち付き合いを続ける必要もありません。
抱え込まずに相談する
育児疲れを感じているときに、ひとりで悩んでいると、ネガティブな思考に陥ってしまいがち。夫や信頼できる友人、両親に相談することをおすすめします。
身近な人は話しにくいという人は、児童館や自治体の相談窓口に相談することで、心が軽くなるかもしれませんよ。
ひとりの時間を定期的につくる
子どもが生まれると、ひとりで出かける時間がなかなかとれません。仕事をしている人におすすめなのが、定期的に半休を取得すること。ひとりで美容院や買い物に行くと、リフレッシュできますよ。
仕事をしていない人でも、一時保育サービスなどを使えば、リフレッシュのために子どもを預かってもらえます。月に1回など、定期的にご褒美の時間をつくるようにしましょう。
無理せずにつらくなる前に専門機関に相談を

育児疲れは、誰にでも起こりうる症状です。睡眠時間を確保したり、リフレッシュの時間をつくったりして、上手にバランスをとるようにしましょう。また、ノイローゼ状態になると大変なので、つらくなる前に精神科や心療内科に相談をすることをおすすめします。