
子供の成長に応じて言葉は発達する!2歳までの発達過程をチェック
子供の成長には個人差が出ることはわかっていても、周囲の子供が話し始めるのを聞くと不安に感じるパパママも多いでしょう。
そこで今回は、2歳までの子供の言葉の発達過程を紹介します。
2歳までの言葉の発達過程をチェック

それでは、子供の言葉の発達過程を年齢別に見ていきましょう。
0歳児
新生児〜56日頃までは、周囲の呼びかけに反応して「アー」「ウー」などの喃語を話すのが大きな特徴です。6ヶ月頃になると、唇を使う「ブーブー」「バブバブ」といった発音もできるようになります。10ヶ月頃には、パパママの言葉を少しずつ理解し始め、「マンマ」など単語で話す子も多いようです。
1歳児
1歳児になると、「アー」「ウー」などの喃語と子供本人が作った造語、「マンマ」など意味のある単語を組み合わせた特有の言葉で話し始めるのが大きな特徴です。しかし、子供の成長とともに喃語と造語は消えていき、意味のある単語だけで話すようになります。
2歳児
多くの子供は2歳児になると意味のある言葉で話すようになるため、パパママともしっかり意思疎通ができる時期になります。言葉の発達が早い子であれば、名詞と動詞を組み合わせた「マンマほしい」「ワンワンきた」のような文章として話し始める子もいるようです。
言葉の成長を促す効果的な方法

言葉の発達速度は子供によってさまざまですが、話し始める前の0~1歳頃の赤ちゃんを持つパパママは「早く赤ちゃんと喋りたい!」と思うことも多いでしょう。そこで、赤ちゃんの言葉の発達を促す効果的な方法を紹介します。
子供にたくさん話しかける
赤ちゃんの言葉の発達を促したいなら、とにかく子供にたくさん話しかけましょう。なぜなら、赤ちゃんの成長過程において一番早く発達するのが「聴覚」だといわれているからです。
聴覚を育てることで赤ちゃんは多くの言葉を吸収することができるので、言葉の成長を促せます。ただし、話しかけるときは「赤ちゃん言葉」を使わないこと。
赤ちゃんはパパママの言葉をそのまま吸収してしまうため、言葉の発達に差が出てしまうこともあります。そのため、大人が使用する正しい言葉で赤ちゃんに話しかけましょう。
子供と一緒に絵本を読む
赤ちゃんの聴覚を育てるには、絵本の読み聞かせもおすすめです。言葉を理解する年齢になってから絵本を読み聞かせるパパママも多いですが、絵本の読み聞かせに「早過ぎる」ということはありません。
言葉を理解していなくても絵本の読み聞かせを行うことで、赤ちゃんはたくさんの言葉に触れることができます。ただ、2歳までは集中して絵本の読み聞かせを聞けないことがほとんどです。無理して聞かせるというよりは、興味を示したときに読んであげることが大切だと考えましょう。
また、気持ちが落ち着く就寝前に絵本を読んであげるのもおすすめ。赤ちゃん本人が「絵本を読むのは楽しい!」と感じれば、絵本を読むことが習慣化されるはずです。
言葉の発達は子供によって異なる!

たくさん話しかけたり絵本を読んだりしても言葉の発達が遅い子供もいます。子供の成長には個人差があるため、言葉の発達が遅いからといってパパママが焦る必要はありません。
パパママが不安に感じると子供にもその感情が伝わってしまうので、焦らず子供の成長を見守ってあげましょう!