小学生で習い事はする?しない?習い事を嫌がる原因と対処法
習い事に行く時間になると子どもが毎回ゴネる…こんな悩みを抱えるママは少なくありません。時には泣く子どもを無理やり説得して、習い事に行かせることもあるかもしれませんね。
そこで今回は、子どもが習い事を嫌がる原因と対処法について紹介します。
習い事をする小学生はどのくらい?
ある調査によると、小学生で習い事をする子どもの割合は全体の8割に上ることがわかりました。
そして、習い事をする子どもの6割が「習い事を嫌がったことがある」と答えています。この結果から、大半の親は子どもの習い事で悩んでいるということです。
習い事を嫌がる原因
では、なぜ子どもは習い事を嫌がるのでしょうか。子どもが習い事を嫌がる原因をチェックしてみましょう。
周りと比べて上達してない
子どもが習い事を嫌がるのは、周囲の子どもたちと比べて成果が出ていないことが理由かもしれません。とくにバレエや水泳などは上達に個人差も生まれやすいので、周囲より遅れていることに傷ついていることも。
そして、これ以上傷つきたくなくて習い事に行くことを嫌がっているのかもしれません。
そもそも習い事に興味がない
子ども本人が習い事に興味がない場合も、嫌がる原因になることがあります。そもそも習い事に興味がないので、友達と遊ぶほうがよいと考えているのです。
とくに幼児期の頃は親が選んだ習い事をすることも多いため、本人は「無理やりやらされた!」と思っていることも。
習い事で時間を拘束される
小学生になると学校で友達もたくさんできるので、習い事に行くより「友達と遊びたい!」と考える子どもも少なくありません。
そのため、習い事で時間を拘束されるのが嫌なのです。とくに周囲で習い事をしているのが自分だけの場合は、仲間外れになっている気がして嫌なのでしょう。
習い事を嫌がる時のおすすめの対処法
「子どもが習い事に行きたくない!」と嫌がるとき、どう対応すべきがわからない人も多いでしょう。
そこで、子どもが習い事を嫌がるときのおすすめの対処法を紹介します。
親の気持ちを押し付けない
子どもが習い事を嫌がるときは、大きな壁を乗り換えられずに思い悩んでいる可能性があります。そのことを知らない親は、「頑張って!」など前向きな言葉で無理やり習い事に行かせていませんか?
しかし、子どもの気持ちを無視すると精神的な負担を感じてしまうことも。そのため「今日は休む?」「無理しなくていいよ」など、一度立ち止まって考える時間を与えるのもおすすめです。
嫌がる理由を聞いてあげる
子どもが習い事を嫌がるとき、そこには必ず理由があります。「早く行きなさい!」とただ子どもを急かすのではなく、習い事を嫌がる理由を聞いてあげましょう。
子どもとしっかり対話をすることで、解決につながる糸口が見えるかもしれません。習い事を嫌がる理由次第では、習い事をやめる選択肢も検討してみることが望ましいでしょう。
子どもの気持ちを尊重しよう!
子どもが習い事を嫌がるときは、しっかり子どもの話を聞いてあげましょう。客観的にはわからなかった真実が見えてくるはずです。
そして習い事を嫌がる理由によっては、習い事をやめてみるのも一つの解決策かもしれませんね。