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軽度知的障害の特徴とは?接し方や勉強方法、支援制度を解説

軽度知的障害の特徴とは?接し方や勉強方法、支援制度を解説

子供が育つ中で、学習面でつまずきやコミュニケーション問題があると、軽度の知的障害が疑われる場合があります。しかし、親がはっきりと判断するのは難しいもの。

そこで今回は軽度の知的障害がある子供の特徴や、疑われた場合の接し方、受けられる支援などについて解説します。

軽度知的障害とは?特徴も解説

知的障害とは、発達期(およそ18歳)までに生じた知的機能の遅れにより、社会生活での適応能力に制限がある障害のことで、程度によって最重度、重度、中度、軽度の4段階に分類されます。

軽度知的障害の場合、一般的に90~109が平均とされるIQは、50~69に留まります。また、日常生活における自立やコミュニケーション能力を指す適応能力は、正常あるいはやや遅れがある状態です。

軽度知的障害の特徴

軽度知的障害の特徴としては以下が挙げられます。

  • 読み書きや計算などの学習面で水準より遅れが見られる
  • 言語や会話が未熟・コミュニケーションが困難
  • 気持ちや行動をコントロールしにくい

知的障害が軽度であると、これらの特徴が見られつつも、基本的な身の周りのことは問題なくできることが多く、知的障害と気が付きにくいので注意しましょう。

子供に軽度知的障害が疑われた場合は?

子供に軽度知的障害が疑われた場合、どのように対処、接するべきか見てみましょう。

専門の機関に相談する

軽度知的障害は日常生活は問題なくできる場合が多いですが、放っておくと社会で生きづらくなってしまうので、早期発見と支援が重要です。

そのため、子供に軽度知的障害が疑われたら、まずは保育センターや子育て支援センター、児童相談所や発達障害者支援センターなどの専門の機関へ相談しましょう。

軽度知的障害が受けられる支援

子供に軽度知的障害がある場合、療育手帳を取得することで支援を受けられます。受けられる支援や療育手帳の取得方法は自治体によって異なるため、申請や不明点は自治体の福祉担当へ問い合わせましょう。

軽度知的障害児との接し方

軽度知的障害児に接する場合、伝えたいことを簡潔に分かりやすくするように注意してください。

軽度の知的障害があると、感情や行動のコントールが難しいため、言ったことを聞かない、すぐにかんしゃくを起こすなど問題を起こすこともあります。しかし、そこでむやみに叱ったり、放っておくのはNGです。問題行動の背景から原因を探り解決するか、予防対策をとるようにしましょう。

勉強方法は工夫が必要な場合も

軽度の知的障害児に勉強を教える場合、経験と共に教えるようにしましょう。例えば、時間をただ「8時」と教えるのではなく、「今の時間は8時で、朝ご飯を食べる時間だよ」という教え方です。

また、50+50=100と教えるのではなく、「50円玉が2つあればお菓子が買えるね」というと、お釣りの計算は難しくても、最低限の買い物はできるようになるでしょう。

軽度知的障害は本人に合った支援で支えよう

一口に軽度知的障害と言っても、その症状の度合いは個人差があります。

そのため、軽度知的障害の子供は本人の様子をよく見て、何が得意で苦手かを見出しましょう。その上で、得意な部分は伸ばすように、苦手な部分は丁寧に教えるようにと、本人に合った支援で支えてあげることが重要なのです。

Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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