子供がいじめにあった!?転校する際の手続きや失敗しない方法
もしも子供がいじめにあってしまったらどうしたらいいのでしょうか。
いじめを理由に転校などできるのか気になるものです。
今回は子供がいじめにあった場合転校はできるのか、転校先でいじめを受けないようにするにはどうすればいいかなどをご紹介します。
いじめを理由に転校はあり?
いじめを理由とする転校は本来であれば難しいです。
親の転勤などでの引っ越しなら問題はありませんが、それ以外での転校は難しいといわれています。
しかし、いじめを受けたまま同じ学校に通うのは子供にとって辛いもの。
そのため、学校と話し合えばいじめが理由でも転校は可能です。
親が味方であることを教える
まず、いじめを理由に転校をする前に親が味方であることを子供に伝えましょう。
どういういじめを受けているのか、実際に子供としてはどうしたいか、などを知る必要があります。
親が味方という意識があるだけで、子供の気持ちも違ってくるでしょう。
いじめを理由に転校する際にすること
実際にいじめを理由に転校する場合、なにをすればいいのでしょうか。
学校と話し合う
いじめの内容を把握し、学校と話し合うことが大事です。
転校するには学校の許可がいるからです。
いじめが理由かどうかに関わらず、転校する際は学校に理由を伝えることになっています。
学校との話し合いで解決すればいいですが、子どもの担任はいじめが理由の転校にはなかなか承諾してくれないことが多いです。
自分のクラスでいじめがあった、という事実をなかなか認めてくれず、長引いてしまう場合があります。
その場合は教育委員会に相談するようにしましょう。
教育委員会に相談すると事態が好転することもあります。
そのため、学校側が許可してくれない場合は教育委員会への相談などを考えておきましょう。
転校した子供のいじめを防ぐには?
いじめを理由に転校した場合、転校先でもいじめにあわないか心配かもしれません。転校先でいじめにあうのを防ぐ方法をご紹介します。
子供の状態をチェック
子供がいじめを受けている場合、いろいろなサインを出してきます。
普段から常に子供の様子をチェックしておくと変化に気づけるはずです。子供の様子もそうですが、持ち物のチェックもしておきましょう。
子供が言いたがらない場合は無理に聞かず、常に状態をチェックしておくことを心がけましょう。
保護者の中で頼れる人を探しておく
保護者の中には子供たちの情報を知っている人がいます。
先生や学校に相談する前に保護者に相談できる人がいるだけで、親としても安心できます。
いじめで悩んだら転校も視野に入れて
子供がいじめを受けていたら心配なものです。
子供と話し合って今の学校に通うのが辛いようなら転校も視野に入れます。
もし学校側がなかなか転校を許可してくれないときは、教育委員会などの第三者への相談も検討して行動しましょう。