高校生の不登校で将来が心配!不登校を克服したきっかけとは
高校生になると不登校になる子どもの割合は減少する傾向にありますが、さまざまな理由で学校に行かないことを選択する子も少なくありません。子どもの将来を考えると心配で堪らない親も多いことでしょう。
そこで今回は、不登校の高校生を持つ先輩ママに聞いた「不登校を克服したきっかけ」を紹介します。
高校生で不登校になる割合
不登校の高校生は、どのくらい存在するか知っていますか?まずは、高校生で不登校になる割合からチェックしましょう。
高校生の不登校生徒数は約5万人
2018年に実施したある調査によると、高校生で不登校になった生徒は約5万人もいることが分かりました。前年と比較すると増加率は約6%で、年々不登校の高校生が増えているのです。
不登校のピークは中学3年生
小学生・中学生・高校生で見ると最も不登校になりがちなのが、思春期を迎える中学生です。学年別で生徒数を確認すると、不登校になる子どものピークは中学3年生であることが判明しています。
不登校を克服したきっかけは?
学校を休みがちな子どもに対してどう対応すればいいか分からない人も多いはずです。そこで、ここからは先輩ママに聞いた高校生の子どもが不登校を克服したきっかけを紹介します。
不登校経験者と出会った
高校で不登校になった経験を持つ人との出会いを得て学校に行き始めた子がいるようです。同じ境遇を体験したこともあり自分の気持ちを深く理解してくれるので、悩みを打ち明けやすいと感じる子も少なくありません。
もし周りに不登校経験者がいるのであれば、一度話をする機会を設けてみてもよいかもしれません。
短期留学に行ったこと
環境を変えるために選択した短期留学が不登校を克服するきっかけになることもあるようです。初めは逃げる気持ちで行く短期留学でも、異国で生活することで価値観が広がり自分の抱えていた悩みがちっぽけに思えてくることも。
勉強をする場は日本以外にもあります。海外に抵抗がないのなら、短期留学を提案してみるのがおすすめです。
カウンセリングに通った
なかなか解決策を見つけられないなら、カウンセリングを受けることを検討しましょう。親は子どもにとって近過ぎる存在なので、自分の悩みを打ち明けられない子も少なくありません。
第三者になら素直に話せる子も多いので、カウンセリングに行くことを提案するのもおすすめです。不登校を改善するきっかけになるかもしれません。
不登校克服には環境を変えることが大切!
人間関係や勉強の遅れなど、ふとしたことで不登校になる高校生は少なくありません。そんなときは、親の対応が重要なポイントになります。
決して無理強いはせず、子どもの気持ちに寄り添って不登校を克服する糸口を探してみましょう!