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河西ケイトと学ぼう!赤ちゃんの寝かしつけに「お腹」が大切な理由。

河西ケイトと学ぼう!赤ちゃんの寝かしつけに「お腹」が大切な理由。

皆さんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

今回のテーマは、「赤ちゃんの寝かしつけ」です。

寝かしつけって本当に大変ですよね。寝かしつけをする時、座られるのが嫌で、立ったまま抱っこをしないと寝ない! なんていうお子さんもいるのでは? また、寝ついた子どもを布団におろした瞬間に大泣きして、また一から寝かしつけをする…これは、「赤ちゃんあるある」ですよね。

何故子どもは、たったままのほうが安心するのか?

私も赤ちゃんのクラスを担当していたときに、赤ちゃんを寝かしつける際、たったままの方が寝付きが早く、座ったままだとなかなか寝付いてくれないと不思議に思ったことが何回もありました。

最近では、この現象を研究するために、生後0~6ヶ月の赤ちゃんとママを集め、科学的な実証が進んでいるそうです。ママが、赤ちゃんを抱っこした状態で「座る」「歩く」を繰り返し行うと、歩いている時は、泣く時間が極端に減り、手足を動かす行動も同時に減ったとのこと。

また、歩き始めることで赤ちゃんの心拍数が急低下して、リラックス状態になり、それが「抱っこをして歩くと赤ちゃんは何故泣き止むのか?」という現象に繋がるようです。この現象は、人間だけでなく、他の動物でも見られる現象で、考えてみれば子猫の首をくわえて移動させる親猫の姿とか見たりしますが、子猫は痛がる様子もなく、リラックスした様子が見受けられますもんね。

しかし、身体の動きなどを制御する脳の神経に異常があったり、首の後の皮膚感覚を薬で止めてしまったりすると、効果は弱まるようです。首の後ろに何か関係しているのかもしれませんね。

背中スイッチは存在するのか?

赤ちゃんが眠りについて、足音・物音を立てないようにそっと寝かせる。しかし、置いた瞬間にスイッチが入ったように泣き出す。このような減少を「背中スイッチ」と呼ぶ人も多くいますが、これって本当なのでしょうか?

実はこれ、赤ちゃんの心拍数と関連しているようです。スイッチ(心拍数が上がる)が入るポイントはどのような時でしょうか?

①赤ちゃんが眠りにつき、大人が布団に向かって動き出しだしたり、立ち上がった時

②大人と赤ちゃんのお腹が離れた時

③布団が背中に触れた時

④布団にお尻が触れた時

更にこの4つの中で最も心拍数が上がるのは、どのタイミングなのか? を調査した結果、意外にも、③の背中ではなく、②の大人と子どものお腹が離れた瞬間に上がりやすいことが最近の研究ではわかってきたようです。

心拍数が上がらないように寝かしつけるには?

子どもの寝かしつけをする際は、「お腹」の感覚を充分に開けることがポイントです。そして、背中を触ったりなどスイッチがはいるような刺激を短時間で何度もしないようにすることも注意のポイントの一つ。

このポイントを頭に入れておくと、移動させた際に赤ちゃんの心拍数を上げ泣かせてしまうということもなくなるかもしれませんね。

今回は、赤ちゃんの寝かしつけの「コツ」や「ポイント」をお話させていただきました。近年は子どもの成長発達や環境について色々な研究が行われています。

今回のような「背中スイッチ」のお話も、今まで当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではなかった! なんてことがこれからの時代は増えてくるかもしれません。

今回お話させていただいたポイントはまだ、研究途中のものなので、「絶対!」とは言い切れませんが、お子さんに試してみて、自分なりの育児を楽しめるようになると良いですね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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