知育おもちゃは目的を理解して選ぼう!年齢別に解説します
子どもは遊びを通して、さまざまなことを学びます。「知育おもちゃ」は一般のおもちゃよりも学びに特化しているため、「何を子どもに学ばせたいか」「子どものどのような部分を伸ばしたいか」を考えてから選ぶ必要があるでしょう。
知育おもちゃの目的と、年齢に合った知育おもちゃの種類を紹介します。
知育おもちゃの目的は年齢によって異なる
知育おもちゃはその名の通り「知を育てる」おもちゃですが、一言で「知」といってもさまざまな分野があります。例えば、順序について知ることやルールを覚えること、数の概念を理解することや空間認識力を高めることも「知」のひとつです。
知育おもちゃの目的は、子どもの年齢や発育段階によって異なります。年齢と発育段階に応じたおもちゃを与えることで、子どもの知的能力のさらなる成長を期待できるでしょう。
知育おもちゃの目的と商品を年齢別に紹介
年齢ごとの知育おもちゃの目的を理解することで、商品を選びやすくなります。0歳から6歳までの知育おもちゃの目的と具体的な商品を見ていきましょう。
0歳の知育おもちゃは月齢にも注目
0歳は、急激に知的能力が高まる時期です。月ごとに大きな成長を遂げますので、知育おもちゃも月齢ごとに選ぶ必要があるでしょう。例えば0ヶ月ならまだ視力が弱いので、音が鳴るものを通して脳を刺激することができます。
3ヶ月ごろになると、気になるものに手を伸ばすようになるでしょう。触って楽しいおもちゃを選んで、子どもの好奇心を高めます。
6ヶ月ごろになると単にものを触るのではなく、積み重ねたり動かしたりといった動作ができるようになるでしょう。積み木や手で動かす車などで、触覚を刺激してください。
1歳の知育おもちゃは日常生活に即して選ぶ
1歳になると、日々の行動に興味を持つようになります。手押し車や日常生活に即した絵が描かれているパズル、シンプルな絵の絵本なども知育を期待できるおもちゃです。
そのほかにも、自分で音を鳴らす木琴やキーボードなどの楽器も、音のルールを学ぶ良い知育おもちゃになります。
2歳の知育おもちゃはごっこ遊びに注目
2歳になると、より日常生活に即した遊びに興味を持つようになります。ミニキッチンやお人形、働く車のおもちゃなどで、さまざまなシチュエーションを設定したごっこ遊びを楽しむようになるでしょう。
砂場での遊びも楽しいと思えるようになる年齢ですので、スコップやバケツなどを使って遊ぶようになります。
3歳の知育おもちゃは一緒に遊べるものを
3歳は、遊びを通してコミュニケーションを深められる年齢です。パズルやゲームなど、親子で遊べるものを知育おもちゃとして与えることができるでしょう。立体パズルや線路を組み立てるおもちゃなら、空間認識力も伸ばせます。
4歳、5歳、6歳は創造性を高める時期
4歳以上はおもちゃを通して創造力を高めたい時期です。ルールが決まっているものよりは、ルールを自分で決められるものを知育おもちゃとして与えることができます。
例えば自由に組み立てられるブロックや、好きな形状に並べられるドミノなど、自由度が高いおもちゃを選びましょう。
知育おもちゃを使って親子の時間を楽しもう
知育おもちゃには、子どもの知力を伸ばすだけでなく、コミュニケーション力を高める役割もあります。親子の時間をより濃厚なものにするためにも、発育段階に応じた知育おもちゃを選びましょう。