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3歳で自閉症の特徴が見られたら?子どもへの接し方を紹介します

3歳で自閉症の特徴が見られたら?子どもへの接し方を紹介します

一般的に自閉症の特徴は、3歳頃から表れるといわれています。しかし子どもに自閉症の兆候が見られても、どのように対応すればいいのか分からない親も少なくありません。

そこで今回は、自閉症の特徴がある子どもの接し方について分かりやすく解説します。

3歳で現れる自閉症の特徴

自閉症とは、先天的な脳機能障害のことです。3歳頃に表れる自閉症の特徴として、言葉の発達が遅い、他人への興味が薄い、などが挙げられます。

また、痛みに鈍感なところがあり、知らず知らずのうちに怪我をしている子も多いようです。しかしながら、知能の遅れが見られないことも多いため、自閉症と診断されるまでに時間がかかることも少なくありません。

自閉症の発生率は?男の子と女の子の割合

厚生労働省の調査によれば、自閉症の発症率は全人口の約1%程度とされています。性別で確認すると男性が発症する確率が極めて高く、その数は女性の約4倍といわれています。

また、女性は知的障害を伴う場合が多いですが、知的障害を伴わない場合は自閉症と診断されるまでに時間を要することもあるようです。

自閉症の子どもへの接し方

次に、自閉症の兆候がある子どもへの接し方について紹介します。子どもによって現れる症状も大きく異なるため、その子に合う接し方を見極めて柔軟に対応しましょう。

過度な刺激を与える環境を避ける

自閉症の子どもの中には、視覚や聴覚などが特に敏感な子もいます。例えば、聴覚が敏感な子は、洗濯機や掃除機など日常の生活音でさえ不快に感じて暴れ出してしまうことも。

視覚が敏感な子の場合は、物が多い部屋にいると心が落ち着かないと感じてしまうこともあります。目や耳などから常に刺激を受けている状態であるため、自宅では落ち着ける環境を整えてあげることが大切です。

指示するときは具体的に伝える

自閉症の子どもは言葉に発達の遅れが見られることがあり、曖昧な表現だと理解できないことも少なくありません。例えば、散らかったオモチャを片付けてほしいときに、「オモチャを片付けて」とだけ伝えてもどこに片付ければいいのか分からないのです。

この場合は、「オモチャをオモチャ箱に片付けて」とより具体的に伝えることが大切です。

苦手なことを無理やりさせない

「子どもにはいろいろな経験をさせてあげたい」と考える親も多いですが、興味のないことを無理にさせる必要はありません。なぜなら、自閉症の子どもの中には特定の物事に関する強いこだわりを持っている子もいるからです。

また、自分が最も興味があることを最優先したい気持ちが強い子もいるため、無理にやめさせると暴れてしまう子も少なくないようです。

情報を写真などで「見える化」する

自閉症の子どもの特徴のひとつとして、言葉の発達の遅れがあるため、話し言葉で説明されるよりもイラストを見たほうが理解しやすい傾向があります。

そのため、朝起きてから家を出るまでの行動をイラストにして壁に貼っておくこともできるかもしれません。毎回指示する必要も無くなるので、親の負担も軽減されるでしょう。

親の接し方で社会性は身につけられる!

3歳頃になると自閉症の特徴が現れ始めます。もし、自分の子どもに自閉症の兆候が見られたら、どのような特性があるのか確認しましょう。

親が子どもの自閉症の特性を理解して適切な接し方をすれば、子どもの生きにくさを改善できることがあります。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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Hanakoママ編集部

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