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子どもの自閉症は親の責任?治療する方法や接し方を紹介します

子どもの自閉症は親の責任?治療する方法や接し方を紹介します

子どもの様子に異変を感じるとき、「自閉症かも?」と不安になる親は多いはずです。なかには、その事実を受け止められず診断に踏み切れない人もいるかもしれません。

ただ自閉症の子どもはさまざまな特性が症状として現れるので、接し方を学んで対応するといいでしょう。そこで今回は、自閉症を治療する方法や接し方について分かりやすく解説します。

そもそも自閉症とは?親の責任なの?

子どもが自閉症になると自分を責める人も少なくありません。しかし、本当に親が原因で子どもは自閉症を発症するのでしょうか。ここでは、なぜ自閉症になるのかについて説明します。

自閉症とは

そもそも自閉症とは、発達障害のことです。コミュニケーションを取ることが苦手である、ある物事に対して強いこだわりを持っている…などの特徴が見られます。

通常は1歳〜3歳までに自閉症の症状が現れますが、症状が軽症の場合は診断されるまでに時間がかかることもあるようです。

自閉症は生まれ持った特性

実は自閉症になる原因は明確に解明されているわけではありません。生まれつきの脳の機能障害で、胎内での環境が関係していると考えられています。

子どもが自閉症になると、「育て方が悪かった」などと自分を責める親も少なくありません。ただ、親の育て方が悪くて自閉症を発症するわけではないことを理解しておきましょう。

自閉症を治療する方法

自閉症の治療方法は、療育が基本となります。療育とは発達段階に合わせた問題の解決と将来の自立を支援する方法です。

子どもの症状に合わせて適切な方法で治療を進めていくため、無理なく生活上の困難を軽減させられるでしょう。

療育を行う場所は、地域の療育センター、病院やクリニックに併設された施設などがあります。しかし、受け入れる対象年齢や料金は施設によって異なるので、事前に確認しておくことが望ましいでしょう。

自閉症の子どもへの接し方

first day at school. father leads a little child school girl in first grade

次に、自閉症の子どもへの接し方を紹介します。子どもと接するときの参考にしましょう。

情報は視覚でわかる環境に整える

自閉症の子どもはその場の空気を読んだり時間を把握したりすることが苦手です。そのため、家を出る時間までに「今何をすべき」なのか優先順位をつけて行動できません。

そんな子には、写真やイラストを使ったスケジュール表で行動を導いてあげることがおすすめです。文字情報よりも頭に入りやすいので行動しやすくなります。

指示は具体的かつシンプルにまとめる

自閉症の子どもに何か指示をしたいときは、曖昧な表現は避けるようにしましょう。例えば、ご飯を食べているときになかなか席に座らず子どもが走り回っていたとします。

そんなときに、「ちゃんとして」と叱っても自閉症の子どもには伝わりません。この場合は、「椅子に座ってご飯を食べよう」と具体的に伝えるのが望ましいです。

何かを伝えたいときはまず注意を引く

自閉症の子どもに何かを伝えたいときは、まず相手の注意を引くことが大切。なぜなら、他のことに集中している自閉症の子どもには、口頭だけでは伝わらないことが多いからです。

そのため、肩を叩いて注意を引いたりしっかり目を合わせた状態で伝えたりすることが望ましいです。

子どもの自閉症は親の責任ではない!

子どもが自閉症と診断されると、親の責任だと自分自身を責めてしまう親は少なくありません。自閉症は生まれ持った脳機能障害であり、決して育て方が悪かったわけではありません。

適切な療育によって子どもの適応力も高まることがあるので、まずは自治体の窓口や療育を行うことができる施設へ相談することをおすすめします!

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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