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知的障害のある子供の接し方!今すぐできる対応法を解説します

知的障害のある子供の接し方!今すぐできる対応法を解説します

知的障害を持つ子供に対しては、親であっても接することが難しいと感じることも多いでしょう。伝えたいと思うことがうまく伝わらず親も子もストレスを抱えることがあります。接し方や対応法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

知的障害と発達障害の違い

知的障害と発達障害はどちらも脳の障害です。知的障害は脳に何らかの障害があるために、社会生活が難しいケースが少なくありません。

一方、発達障害も脳の障害ですが、知的障害を伴わないものもあり、個人差はありますが社会生活への適応も可能です。自閉症や学習障害、高機能広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などの種類があり、障害によって症状や苦手なことが異なります。

知的障害の子供との接し方のポイント

知的障害のある子供と接するときは、次の5つのポイントを意識するようにしましょう。

具体例を挙げて話す

知的障害のある子供は、抽象的な概念を理解することが難しいことがあります。例えば「あれ取って」と指を指しても、あれが何かを理解できないことがあるでしょう。「テーブルの上のノートを取って」などのように具体的に話すことが大切です。

また、注意をするときも「危ないから触らないで」というのではなく、「刃の部分を触ると手を切ることがあるから触らないで」と具体的に話すようにしましょう。

話をシンプルに説明する

話が複雑になると理解ができないことがあります。できるだけ文章を短くし、理解をしてから次の話に進めていくなどの工夫ができるでしょう。

急激な環境の変化を避ける

知的障害を持つ子供は、急激な環境の変化に対して恐怖を感じることがあります。例えば保育園や幼稚園に預けるときには、少しずつ親と離れる時間を長くするなど、子供が変化を感じにくいように配慮しましょう。

周囲の大人にも理解を求める

知的障害が理由で、周囲から誤解を受ける可能性があります。例えばいつも忘れ物が多いのを「わざと忘れ物をしている」という風に誤解を受けてしまうかもしれません。予め学校側や園側に注意欠陥多動性障害があることを説明し、連絡事項に関しては親に直接言って欲しいなどと伝え、協力を得られるようにしておきましょう。

パニックを起こしたときは落ち着くまで待つ

思い通りにならなかったときや恐怖を感じたときなどに、知的障害のある子供はパニックを起こすことがあります。パニックを無理に抑えようとするのではなく、子供が暴れてケガをしないように注意しながら、落ち着くまで根気強く待ちましょう。外でパニックになったときは、周囲に恐怖を与えないように人目の少ないところに移動することもできます。

早めに医療機関を受診しよう

子供に知的障害が疑われるときは、早めに医療機関を受診するようにしましょう。早めに診断を受けることで、適切な対応を取りやすくなり、また、公的なサポートも受けやすくなります。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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