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発達障害を持つ子供の字の特徴とは?学習障害児の接し方や治療法も

発達障害を持つ子供の字の特徴とは?学習障害児の接し方や治療法も

発達障害とは、生まれつきの脳の障害で学習面の遅れがあったり、対人関係を上手に築くことができなかったりする精神障害の総称です。

発達障害には様々な症状があり、現れ方も違うので、程度によっては発達障害であることに気付かれず、生きづらい人生になってしまうことも。しかし、発達障害は早めに発見し、療育することで日常生活や社会生活に適応しやすくなる可能性があるのです。

そこで今回は、発達障害の判断の一つである子供の書く「字」の特徴と、学習障害児への接し方や治療法について解説します。

発達障害児の字の特徴とは?

発達障害の一種である学習障害は、字の書き方や文章の読み方に特徴が現れやすい傾向にあります。

学習障害には大きく読字障害、書字障害、算数障害の3つがあり、文字に特徴が現れやすいのは書字障害です。書字障害を持つ子供の文字には、以下のような特徴が挙げられます。

  • バランスのとれた文字が書けないことがある
  • 漢字や仮名の細部が異なることがある(雰囲気で文字を書く)
  • 鏡文字を書くことがある


発達障害の特徴は文字以外に現れることも

発達障害には、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など、様々なものが挙げられます。そのため、発達障害の特徴は文字以外に現れる可能性も十分にあり得るのです。

発達障害の特徴としては、他人とのコミュニケーションがとれない、注意力が散漫になりがち、こだわりが強く融通が利かないなどを挙げられます。

これらの症状は障害がない人でも現れるときもあるので判断が難しく、「怠けているだけ」「変わり者」として認識されてしまうことも。

しかし、発達障害の場合はこれらの症状が極端であることが多いため、日常生活に支障をきたすほどの行動をとる場合は、専門機関に相談しましょう。

文字に特徴が現れる場合は学習障害の可能性

発達障害には様々な症状がありますが、バランスがとれた字が書けないなど、文字に特徴がある場合は発達障害の中でも学習障害である可能性も考えられます。

また、学習障害はしばしば知的障害と混合されますが、学習障害は知的な発達に遅れとは関係なく、読み書き、計算といった特定の学習が極端に苦手であることが特徴です。

学習障害児への接し方・治療方法


学習障害は、接し方を工夫したり、治療したりすることで勉強しやすくなる可能性があります。

文字を読むことが苦手な場合

文字を読むことが苦手な読字障害を持つ子供は、まとまった文章が読みづらいと感じやすいです。

そのため、本や教科書を読む際は、厚紙などを当てて今から読む部分だけ見えるようにしたり、文節ごとの区切りを書き足したりと読みやすい工夫をしてあげましょう。

書くことが苦手な場合

書字障害を持つ子供は、文字のバランスをとることが苦手なことが多いです。マス目が大きく、十字の補助線入りのノートを使うことで、文字のパーツとバランスが捉えやすくなるでしょう。

子供の発達障害は早期発見と対処が重要

発達障害は種類が多く、症状の現れ方にも差があります。そのため、軽度の場合は大人になっても障害に気が付かないこともあるのです。

しかし、障害に気が付いていないだけで、「周りの人より劣っている」と生きづらいと感じている発達障害者は多くいます。

発達障害は幼いうちからサポートしてあげることで、適応した生活が送りやすくなる可能性があるので、早期発見と子供に合った対応をすることが重要です。子供の書く文字のバランスがとれていなかったり、文章を読むのが遅かったりする場合は、早めに医療機関に相談しましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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Hanakoママ編集部

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