思春期は男子・女子で違う!それぞれの特徴と対応を理解しよう
思春期で困るのは、子供への対応の仕方です。男女によって思春期の特徴も異なるため、どうすれば悩んでしまうことも。思春期における子供たちの具体的な特徴と、親としての対応の仕方について、詳しく解説します。
男子の思春期はどのような特徴があるの?
男子の思春期には、どういった特徴がみられるのでしょうか。主な2つの特徴について、詳しく見ていきましょう。
口数が少なくなり会話がなくなる
思春期の男の子は、親のことを煩わしいと思うようになるのが特徴です。そのため、今までは何でも親に話していた子どもも、思春期になると、あまり親と会話をしなくなる、話しかけても返事をしない、などの態度が見られるようになります。
親とあまり関わりを持とうとしなくなる
男の子は、友達同士の付き合いの方を重視しがちです。また、できるだけ親から自立したいという気持ちが強くなることによって、親から口出しされることを嫌い、あからさまに親のことを避けるようになります。
女子の思春期はどのような特徴があるの?
思春期になった女の子に良くみられる特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。主なものを詳しく解説します。
口答えが多くなる
女の子は男の子と比べると、もともとおしゃべりが上手で口達者です。思春期になって大人へ近づいてくると、さらに弁が立つようになります。いろいろな情報を吸収することで自分なりの意志が強固になり、親の言うことを素直に聞かず、口答えもどんどん増えていくのが特徴です。
父親を避けるようになる
思春期の女の子は、第二次性徴で身体も変化し、男の子よりも少し早く大人に近づいていきます。そのため、異性である父親のことを意識するようになり、意図的に父親を避けるようになってくるのも特徴です。
思春期の子供にはどう対応したらいいの?
思春期を迎えた子どもにとって、親としてはどのような対応をするのが適切なのでしょうか。
男の子は信頼関係を築くようにする
思春期の男の子は黙っていても、実は、自分の将来や人間関係、身体などについて、大きな不安を抱えています。親としては、上から抑え込むのではなく、少し引いたところから見守ることで、信頼関係を崩さずに保つようにしましょう。
女の子はできるだけ母親が中心に話を聞く
思春期の女の子は、異性である父親のことを嫌い、素直に話を聞かない傾向にあります。そのため、できれば同性である母親が表に立って、子どもの話を聞くようにしましょう。
難しい場合には、同性の教師や養護教諭、カウンセラー等にお願いするのもひとつの方法です。
きちんと顔を合わせて対応しよう!
思春期を迎えた子どもの対応は、親としても悩むところですが、男女で違う特徴や、対応方法を知っておきましょう。親が子どもから逃げずに、きちんと顔を合わせて対応をすることで、子どもの思春期を乗り切ることができるようになります。