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ケイト直伝!保育園から家へ帰りたがらず、逃げ出す我が子へどう対応したら良い!?

ケイト直伝!保育園から家へ帰りたがらず、逃げ出す我が子へどう対応したら良い!?

皆さんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

今回は、「子どもを迎えに行った時に、帰りたがらなかったり、逃げてしまう・・・。私は嫌われているのでしょうか?」という相談を受けました。このような相談をよく聞くので、どうしてそのような現象が起きてしまうのかをお話したいと思います。

子どもが逃げる=親から逃げたいわけではない

子どもが逃げてしまう背景にどのようなことがあるのでしょうか? 子どもは逃げたりふざけることで、追いかけてくれるパパやママを見て「その時間はママやパパを独占できる」と思ってそういった行動に出てしまうことがあります。

親自身も子どもが逃げることで「なんで逃げてしまうのだろう・・・」と悲観的になってしまうかもしれませんが、迎えに行った時に子どもが逃げてしまうのは、ママやパパを困らせたいから逃げるわけではないということを大人が理解しておきましょう。そして、子どもは保育園という小さな社会で色々なことに挑戦しています。その挑戦が時に子ども自身の負担にも繋がり、心が満たされない状況を作ってしまいます。

子どもの心が満たされるためには、ママやパパとの「愛着」や「スキンシップ」が必要となり、ママやパパを独占したいが為に、こういった行動を起こしてしまうと思われます。

ママやパパが子どもにすべきこととは?

では、親が子どもにできることはなにがあるでしょうか? 両親共働きになり、保育園の開所時間も12時間を超えている昨今、朝・夕と時間の余裕がなくなり、帰宅してからも料理をしたりお風呂に入れたりと子どもと向き合う時間が思うようにとれない方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか? そして子どもたちもその被害を受けています。

「もっと一緒にいたい!」「もっと見てほしい!」と思う子どもたちは、ママやパパを独占するためにはどうしたら良いのか? 独占できる時間は何処にあるのか? を常に探しています。そんな時に、冒頭のように保育園から帰りたがらない素振りを見せたとき、ママやパパが相手をしてくれることに心の満足感を得て、満たされない気持ちを埋めるために何度も繰り返してしまうのです。

では、どうしたらこの行為がなくなるのか? 正解はありませんが、一番に気にしなくてはならないのは、保育園ではなく自宅で子どもと向き合う時間をいかに設けるか? ということです。そして、一番してはいけないのは、子どもが逃げる姿を見て「もう知らない!」「置いてくよ!」などという言葉がけです。子どもは、その一言で「じぶんのことをわかってくれない…」と大人に対して不信感を抱いてしまうと思います。

子どもの「幸福度」をとにかく上げていく!

「忙しくて子どもと向き合う時間を作るのは難しい!」「家に一緒にいるんだから特別なことをしなくても同じなのでは?」と思う方もいますが、子どもは、ママやパパを独占できる時間を求めていて、一緒に過ごせるだけで心は満たされます。必ずしもおもちゃで遊んだり、絵本を読むことを求めているわけではありません。

お子さんが3歳くらいであれば、洗濯物を一緒に畳んだり、料理を作ったり、食べ終えた食器を一緒に洗ったり。今日1日の中で楽しかったことなどを、お子さんと会話を楽しむだけで構わないと思います。子どもはこうした時間をママやパパと過ごすことで幸福度は上がります。「生きていてよかった」「生きていることが幸せ」と子ども自身が感じること=幸福度と言われていますが、世界の国々の中で日本は特に低いと言われています。この幸福度は、心の安定だけではなく、子どもの情緒面や脳を育てることにも繋がります。

今回は「子どもが逃げてしまう」心理についてお話させていただきました。

早く帰れるようになったら、保護者も「今日はすぐに帰れたから一緒に遊ぶ時間ができたね!」など声をかけていくと良いでしょう。お家での時間が充実すると子どもは、「保育園で逃げる時間はもったいない! その分自宅で一緒にすごしたい!」と学習します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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