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子供の花粉症治療のポイントは?治療薬やセルフケアについて解説

子供の花粉症治療のポイントは?治療薬やセルフケアについて解説

花粉症は、近年、子供の発症も多く見られます。大人と同様に、子供の花粉症もそれぞれのケースに合わせて対処することが大切です。ここでは、子供の花粉症治療のポイントや治療薬、セルフケアについて解説していきます。

子供の花粉症の特徴は?

子供の花粉症は、症状に子どもならではの特徴があります。症状に応じた適切なサポートをとるためにも、まずは子供の花粉症の特徴について確認していきましょう。

耳や鼻の病気を発症しやすい

子供の花粉症は、中耳炎や副鼻腔炎発症のきっかけになりやすいと言われています。鼻と耳はつながっており、鼻をすすると、細菌やウイルスが耳に達する可能性があるからです。放っておいたり炎症を繰り返したりすると、症状が慢性化するケースも見られます。

鼻水をすする回数が多くなる

花粉症の子供は、鼻をうまくかめずにすする回数が多くなります。「いつも鼻をすすっている」「鼻水が出ている」というときには、花粉症が原因である場合も考えられるでしょう。

鼻炎から咳を発症することもある

花粉症による鼻炎は、咳の原因となることもあります。鼻と気管支は、つながっているからです。咳だけでなく、鼻炎や目のかゆみがある場合には、花粉症への対処を検討しましょう。

子供の花粉症治療と治療薬

小児期から発症するスギ花粉症は、自然に治る見込みは少ないとされています。そのため、早期に原因を発見し、症状改善の方法を検討することが大切です。

対症療法に使う内服薬や点眼薬

くしゃみや鼻水の対症療法には、抗アレルギー薬や漢方薬、ステロイドなどを使用します。点鼻薬、点眼薬を処方されることもあるでしょう。子供でも飲みやすい、甘いドライシロップやチュアブルタイプの抗アレルギー薬もあります。

5歳から舌下免疫療法も可能

舌下免疫療法は、根治療法のひとつです。ごく少量のアレルゲンを体内に入れ、身体を慣れさせる治療法で2~3年の継続治療が必要ですが、スギ花粉やダニアレルギーに有効とされています。対象年齢は5歳からとなっているため、必要に応じ医師に相談してみましょう。

子供の花粉症はセルフケアも大切

大人の花粉症と同様に、子供の花粉症もセルフケアが大切です。目や鼻の周りが乾燥し皮膚のバリア機能が低下すると、花粉症の症状が出やすくなります。そのため、保湿クリームを塗ったり室内の湿度を高めたりすることで症状軽減を期待できます。

また、天気の良い日や風の強い日などは花粉が舞いやすくなります。帰宅時は家に入る前に服をはらったり、外に洗濯物を干すのは控えたりするなど、できることから取り組んでいきましょう。

子供の花粉症は早期発見・治療を心がけよう

子供の花粉症は5~9歳の年齢層が多く、なかには乳幼児から発症することもあると言われています。鼻水や目のかゆみ、くしゃみといった症状は、ひどくなると日常生活にも影響を及ぼしかねません。

成長や学業に影響を与えないためにも、早期発見を心がけ、適切な治療法を検討していきましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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Hanakoママ編集部

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