1歳まで歩かない原因は?歩けるのに歩かない子への対応を紹介
成長が早い子は、1歳頃に歩き始める赤ちゃんもいます。ただ1歳を過ぎても赤ちゃんに歩く気配がないと、不安に感じるママやパパも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、1歳までに赤ちゃんが歩かない原因を紹介します。
1歳で歩き始める割合
赤ちゃんが歩き始める時期は、個人差があるといわれています。成長に個人差があるのは赤ちゃんの性格も大きく関係しており、慎重な性格の子ほど歩くのが遅い傾向に。しかし、多くの場合は1歳半頃までに歩き始めるのが一般的です。
1歳まで歩かない原因は?
1歳まで歩かない原因は、赤ちゃんの性格も大きく関係しています。ただ性格以外にも歩かない要因がいくつかあるのです。どのような原因があるのか見ていきましょう。
赤ちゃんの歩きたい欲求が弱い
1歳になっても歩き始めない赤ちゃんは、そもそも歩きたい欲求が弱いことがあります。新しいことへのチャレンジ精神が低いので、周りの子と比べて歩き始める時期が遅くなりがちです。
シャフリングベビーの可能性がある
シャフリングベビーとは、ハイハイが出来るようになるまでに時間がかかる子どものことです。特徴的な行動としては、うつ伏せを嫌がったり座ったまま移動したりします。ただ、1歳半から2歳までには歩き始めるので、心配する必要はありません。
歩く十分なスペースがない
赤ちゃんが歩き始めないのは、歩くための空間がないのかもしれません。せっかく掴まり立ちをしても歩く空間がないと、歩くことを諦めてしまう子もいます。おもちゃを片付けたり家具の配置を変えたりなど十分なスペースを確保しましょう。
周りの子と接する機会が少ない
赤ちゃんは周囲の人の真似をして、少しずつ成長していきます。特に赤ちゃん同士はお互いに刺激し合えるので、接する機会を増やすことが大切なのです。一般的な月齢の時期になっても歩き始めない場合は、積極的に交流の場に参加してみましょう。
室内に掴まれる場所が多くある
部屋の中に、掴まれる場所が多くありませんか?伝い歩きまでは出来たのにもう一歩踏み出せないのは、掴まれる場所が多いのかもしれません。そのままでは歩き始めるまでに時間がかかってしまうので、掴まれる物を取り除いてあげましょう。
歩けるのに歩かない子への対応
赤ちゃんの中には、歩けるのに歩かない子もいます。これでは、ママやパパが常に抱っこしなければいけなくなることも。こんなときは、赤ちゃんを楽しい気分にしてあげることが大切です。
たとえば、近い目標を決めてパパやママと競争したり「あれは何?」と声をかけて歩くことを誘導したりしてあげましょう。逆に、強制的に歩かせようとするのは逆効果になることもあるので、対応には注意が必要です。
焦らないで!歩く成長には個人差がある
赤ちゃんが歩き始めるのは、1歳頃だといわれています。ただし成長スピードは赤ちゃんによって異なるので、中には1歳半〜2歳になることも。
たとえ時期がきて、赤ちゃんが歩き始めなくても焦る必要はありません。成長は人それぞれなので、遅くなっても焦らず赤ちゃんを見守ってあげましょう!