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GW明け子どもの登園拒否は何故起きる? 周りの大人が守るべき3つの法則

GW明け子どもの登園拒否は何故起きる? 周りの大人が守るべき3つの法則

こんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。もうすぐGW! 今年はコロナ関連で出かけることが難しくなっていますが、長期の休みがあるのは大人も子どももうれしいですよね。しかし、慣らし保育が終了し、やっと保育園にも慣れてきたところに長期の休み……。「うちの子大丈夫かしら?」と不安に感じているお母さんも多いのではないでしょうか? 今回は、GW開けに不安になって慣らし保育状態に逆戻りしないためにはどうしたら良いか? お話させていただきます。

GWも基本のルーティーンを崩さない

長いお休みになるとついつい規則正しい生活が乱れてしまいますよね。寝る時間が遅くなり、起きる時間も遅くなる、朝食と昼ご飯がなんとなく一緒になってしまう……。たしかに、休みの日だからこそできることなのですが、ルーティーンが崩れてしまうと、大人と違い経験値の低い子どもは予測できないことが増え、適応できないことから機嫌が悪くなりやすくなってしまいます。しかも、このルーティーンを整えるのに最低でも3日はかかってしまいます。機嫌悪さゆえに食欲も落ち、それに伴って体調を崩しやすくなったりもします。土日休み明けに機嫌が悪かったり、体調を崩しやすい子が多いのは、週末に大人に合わせた生活を送り、疲れが抜けきれていないなんてこともあります。ですから、休みは休みでもきちんと規則正しい生活を心がけることが、休み明けの登園拒否を防ぐコツの1つとなります。

GW中も保育園の近隣を歩いたり、保育園の話題を定期的に話す

「休み中は仕事のことを思い出したくない……」と現実逃避をしたくなりますよね。子どもも実は同じように保育園のことを思い出さないようにしている子もいるかも知れません。しかし、思い出さないようにしていると、シフトチェンジがとても難しくなります。ですから、休みの間もなんとなく保育園の話題をお子さんとしてください。写真を見せながら「楽しかったね」「お友達や先生に早く会いたいね」など話をすることで、自分の所属している場所を子どもは思い出すことが出来ます。天気の良い日は、保育園までの道のりを散歩してみてもいいでしょう。休みが終わったから「はい! 今日から保育園ね!」といきなり現実に戻すのではなく「社会と所属」を意識させていくというのが、登園拒否を防ぐコツの2つ目です。

それでも登園を拒否してしまう時は……

ここまでポイントを2つ話させていただきました。が、しかし! 泣く時は泣きます! 大人だって「5月病」というGW後の社会復帰に時間がかかるように、子どもだって同じなのです。社会が戦場だとしたら家や家族は安全基地なのです。しかし、安全基地にこもってばかりでは子どもは育っていきません。ですから「泣くのは仕方なこと」と覚悟を決めて保育園へ送り出していってください。

初日から数日は泣いてしまうかもしれませんが、ここで話したポイントを押さえていれば長く泣くことや不安になることは無いと思います。大事なのは、大人の都合で子どもを動かさないこと。「大人よりも子どものほうが、崩れた体制を整えるのに時間がかかる!」とだけ覚えておいてください。

今回はGW明け子ども登園拒否にどう対応したら良いのか? について書かせていただきました。私も長く現場にいますが、GWは慣れていた子も泣きます。それを覚悟でGWの休みに私達も入ります。子どもが「泣く」というのは、子ども自身がストレスを感じている状態です。また、乳児ともなればSIDSの要因にもなると言われています。保育園だけでは、こうしたストレスを取り除くことは出来ません。是非、ご家庭でも協力をしていただき、子どもが健やかに楽しく保育園生活を過ごせるようにしていきたいですね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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