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ケイトがオススメ! 保育園で人気のおもちゃ「KAPLA」で「お家時間」を楽しもう!

ケイトがオススメ! 保育園で人気のおもちゃ「KAPLA」で「お家時間」を楽しもう!

こんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。皆さん、突然ですが「KAPLA(カプラ)」という玩具を知っていますか? 10年くらい前から保育園に導入されている玩具なのですが、積み木の分類に入るこのKAPLAは、子どもたちに大人気! 今日は、このKAPLAの魅力と、子どものどんな力を伸ばすのかをお話したいと思います。

KAPLAは形・素材に拘っている

何千本の松の中から選ばれた素材は、なんと「フランス海岸松」です。このフランス海岸松は、ヤニが少ないのが特徴で、口に入れても安全な塗装がされているそうです。また、形に秘密があり、1:3:15で作られているKAPLAは、接着剤を使用しなくても木と木がくっつくようにできていて、実際に保育園では子どもたちが家の屋根などを作る時に斜めにしている姿を見かけるのですが、本当に落ちないのです。

ただ、ピタッとくっつくのではなく、計算された木の形がハマるように出来ていると言ったほうが良いのかもしれません。そして、形を作るだけでなく「音」もよく、KAPLAが崩れた時の音は「世界一美しい」とも言われています。KAPLAは、対象年齢が3歳児以上なのですが、3歳以下の子が遊べないか? と言ったらそんな事はありません。大人が側について、安心・安全の中遊べる環境を作り、子どもにKAPLAを渡してみてください。上からポトンと落とすとよく分かるのですが、一つ一つの音が異なり、音に敏感な子どもたちは、その「音」の違いに楽しむことでしょう。小さなクラスの子どもたちには、大人が積んであげ、崩す事を楽しめるような遊び方をしていくと良いかもしれません。

KAPLAが子どもにもたらす効果

ただ遊ぶだけではありません! KAPLAで遊ぶことで子どもたちの様々な能力が育ちます。例えば「美しく丈夫な構造物」を作ろうと思えば自然と集中し遊びに取り掛かります。集中力が欠ければ当然崩れ、また最初から作り直さなければなりません。自分自身で目標を決め、完成に向けて何度も挑戦することで「忍耐力」と「非認知能力」を養うことも出来ます。

また、チームで取り組めば社会性も養うことが出来ます。1人で目標を成し遂げることもあれば、チームで協力して成し遂げることも社会に出れば多く経験・体験すると思います。幼児期から社会性を身に着けておくと、いざという時に、自分の役割がわかり的確に動いたり、指示を出せるようにもなります。

そして、KAPLAを「つまむ」という動作は、親指+人差し指+中指を使います。指を使うトレーニングは、脳の発達にはとても重要なことは皆さんご存知だと思います。その他には生活に必要な「箸を使う」「鉛筆を持つ」「ボタンをかける」など様々な動作の練習も出来ます。

ちなみに、皆さんは巧緻性という言葉を知っていますか? 簡単に言うと、手先の器用さ、巧みに指先を使う能力のことをいいます。この能力を幼児期に鍛えることが幼児脳の発達に大きく影響し、子どもの知能は高められます。手先が器用に動く子どもほど「知的好奇心」が旺盛であり、社会性でのコミュニケーション能力も高い傾向にあるそうです。

木を材料にした玩具が子どもに必要な理由

皆さんはお子さんに玩具を購入する時にどのような基準で選んでいますか? お子さんが欲しいものを購入するパターンもあるかもしれませんし、意図やねらいをもって購入することもあるかもしれません。とある研究の中で「色鮮やかな模様・柄のない単色の模様・木の模様」を長い間見つめてどの模様が一番目が疲れないかを実験したそうです。結果は、断然木の模様でした。このことから子どもが長く集中して遊び、なおかつ目が疲れない素材というものは「木」で出来たおもちゃであると判明しました。また、木というのはきちんと手入れをしていれば劣化もせず、長持ちします。みなさんがこの話を聞いてから玩具を買うとしたらどのような素材を選ぶでしょうか?

今回は、子どもに人気の木の玩具KAPLAをテーマにお話させていただきました。子どもに玩具で遊ばせる時にどのような「ねらい」を持っていくかで、子どもの成長は大きく変化します。KAPLAは、子どもだけでなく大人も楽しめる玩具です。一緒に何かを作り遊ぶことで「親子で協力する力」を育てる事もできます。是非、参考にしてみてくださいね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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