仮病や言い訳をして体育を休む子供の心理とは?親ができる対処法も
学校から「お子さんが体育の授業を仮病を使ったり、言い訳をしたりして休みがちです」といわれたら、どうしたらよいのか困惑してしまいますよね。今回は子供が仮病や言い訳をして体育を休む心理と対処法について解説します。
仮病や言い訳で体育を休む子供の心理とは?
仮病や言い訳をして体育を休む子供の心理には、運動が苦手、あるいは現在の授業内容が不得意なスポーツであることが考えられます。
運動全般が苦手、苦手なスポーツがある
誰しも苦手なことはやりたくないと思うもの。そのため、子供が学校には普通に通学していても体育のみを休みたがるようであれば、運動が苦手ということが考えられます。
また、それまでは普通に体育の授業を受けていたのにある日を境に休みたがるという場合は、授業内容が苦手なスポーツである可能性が高いです。
体育を休みたがる子供への対処法
子供が体育を休みがちであったり休みたがったりする場合、ただ「頑張りなさい!」というだけでは解決になりません。子供が体育を休みたがる場合の対処法をご紹介します。
運動が楽しいことを伝える
運動が苦手な子供には、まずは体を動かすことが楽しいものであることを伝えましょう。例えば一緒にスポーツ観戦をすることは、子供が運動に興味を持つきっかけになります。
また、キャッチボールや追いかけっこなど、体を動かす遊びを親子で楽しむことも効果的ですよ。
褒めて自信をつけさせる
できる部分を褒めて自信をつけさせることも、子供が苦手意識から脱出するきっかけになります。できない部分を叱るのではなく、できている部分に目を向けてみましょう。
例えば、4段の跳び箱が跳べない場合、3段までは跳べることを褒めてあげてみてください。褒めることで子供はなくしかけていた自信を取り戻し、「よし、もっと頑張って跳べるようになろう!」とやる気が出てくるのです。
子供と一緒に練習をする
子供と一緒に練習をしてあげることも、運動嫌いの克服に効果的です。子供が運動している様子を実際に見ることで、弱点や失敗の原因を見つけることができます。
また、子供にとって親が練習に付き合ってくれるのはとても嬉しいこと。親子の絆を深めるためにも、できるだけ子供の運動や練習に付き合ってあげましょう。
体育を休む子供は親がサポートしてあげて
運動が苦手な子供は、体育の授業にできるだけ出たくないという気持ちから仮病や言い訳を使って休みがちです。しかし、苦手だからといって運動を避けるだけでは、上達しないばかりかどんどんと苦手になっていくばかりです。
体育を休みがちな子供の苦手意識を克服させるためには、親のサポートが重要。できる部分を褒めてあげたり、練習に付き合ってあげたりしましょう。