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パパと協力して家事や育児をするには? ママが押えておきたい3つのコツ。

パパと協力して家事や育児をするには? ママが押えておきたい3つのコツ。

皆さんこんにちは。子育てアドバザーの河西ケイトです。男性の「育児休暇」に向けて国が動いていますね。最近、週末に男性が小さな赤ちゃんを抱っこしていたり、ベビーカーで公園などに訪れたりしている様子をよく見かけます。少しずつですが、世の中が変化しているのかな? と嬉しい気持ちになりますね。

しかし、まだお母さんたちは、お父さんたちに向けて色々な悩みを抱えているようです。もうすぐ父の日、今回は「たまには、パパに子どもを任せたいけど、どうしたら良い?」というお悩みに対してお答えしたいと思います。

何を任せたいか「明確」に指示を出す

男性に育児を任せたい時、皆さんはどのように声をかけますか? あれもこれもそれも……と多く声をかけてしまうことは無いでしょうか? 私の知人のパパも「やったことないことを次から次へ指示されるから、何をしたら良いかわからなくなる……。そして結果的に怒られる」と落ち込んだ様子で話す人も多くいます。

育児に女性や男性は関係ないと思います。しかし、働きに出ている男性は子どもと関わる時間の少なさから、子どもの事をよく理解していない気がします。やはり子どもの事をよく理解しているのは、普段関わる時間が長い女性なのではないか? と私は思います。

男性に子どものことで何かを手伝ってもらいたい時は、経験値が低い分、すぐに即戦力として動くのは難しいと解釈しましょう。まずは1つ1つ丁寧に説明し、それがどうして必要なのか? を理解してもらうことが大切なのかもしれません。

パパにしかできないことを、一緒に見つけてみる

男性は、子どもと遊ぶことが女性よりも上手でないと言われていますが、「抱き上げる」「肩車をする」こうした大きな動きのある遊びは、男性の方がとても得意です。「子どもが喜ぶにはどうしたら良いのか?」と頭で考えすぎてしまうのでなかなか体が動かないこともありますが、男性が得意なダイナミックな遊びをすれば良いのです。

例えば、子どもを足の間に挟めば、子どもはそこから抜け出そうとしますよね? 一見ただの遊びですが、これは全身の力を使います。全身の力を使うということは、子どもは脳をフル回転させて、身体に指示を出しているのです。また、全身の力を使うことで情緒の安定にも繋がると言われています。

こうしたふれあい遊びを多く行うと、子どもは自らパパの体にすがりつくような行為を繰り返します。これは具体的な「愛情表現」の形を学んだ証拠なのです。そして、この愛情表現こそが「コミュニケーション能力」を高めることにも繋がっていきます。

パパの良いところをたくさん見つける

育児をお願いして、失敗や自分が思っていることとは相反する行動をしてしまうことも多いかもしれませんが、そこはグッと我慢をして、まずはやってくれたことを認めることから始めましょう。認めてもらうと、人は心に余白ができ、相手の意見を受け入れやすくなります。

多くの人は「良くないところ」に目がいってしまいがちです。私は、日頃から色々な方々と接することが多いのですが、「良くないところ」よりも「良いところ」をたくさん見つけ出すようにしています。「良くないところ」を見つけ出したとしても、人はすぐに変えることは出来ません。ですから、良いところを見つけて、そこを伸ばせるようにしていくことが男性に育児をお願いする上で大切なのかもしれません。

子どもは、育児に関わってくれた人が多ければ多いほど、心の満足度が高まります。そして、その心の満足度は何に繋がるかというと、思春期に見られる「反抗期」が短くなるとも言われています。しかし、現代は核家族化が進み、子どもの周りに「パパ」や「ママ」以外の大人がいないのも現状です。1人の人(大概が女性が多いですが……)がすべての窓口になるのではなく、子どもをみんなで見ていく世の中にしていきたいですね。

今回は、男性に育児を頼む時に抑えたいポイントについてお話させていただきました。

親であるということは、子どもの世話や遊ぶだけが役割ではないですよね。親になるということは、子どもの専門家になるのと同じことだと思います。子どもの気持ちの揺れや感情に気づき、それに合わせたケアをしていく……男性は特に関わりが少ない分、自分自身が「父親」と自覚して、子どもと遊ぶ、接する機会を増やすことが大切なのかもしれませんね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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